5年以上使用したコンデンサーマイク「AKG C214」のレビューです。 【使い方/DTM/録音比較/アコギ/TLM107/SM58】

ご挨拶

ツッキーツッキー

こんにちは、ツキシマです。

今回は、購入してから5年以上になるコンデンサーマイク「AKG C214」をレビューしたいと思います。

動画の目次です。

使い方や録音比較など、5つの項目に分けてお話していきたいと思います。

ツッキーツッキー

まずは、マイクの付属品の確認をしていきたいと思います。

内容物の確認

所有感が満たされる、立派なハードケースに入っています。

最近のモデルは、ロゴデザインの変更があったようです。

AKGは、1947年にオーストリアのウィーンで設立された会社で、マイクやヘッドホン、イヤホンなどで有名なメーカーです。

ハードケースを開けます。

内容物です。

冊子がたくさん入っています。

内容物まとめ
  • 説明書類
  • ショックマウントホルダー
  • ウインドスクリーン
  • マイク本体

ツッキーツッキー

次は、マイク本体の各部を見ていきたいと思います。

本体各部の確認と仕様

指向性

指向性は、単一指向性のみです。

ダイアフラムは、上位モデルのC414 シリーズと同等のものを「1枚」装備しています。

「C214」は「C414」の廉価版という位置付けのマイクですが、単一指向性のみで問題ないのであれば、こちらを購入した方がコスパは良いです。

私は、声やアコギを録音するのが目的でしたので、この「C214」を選びました。

「C414」の場合は、指向性を5つの中から選択して録音できます。

ローカットスイッチ

ローカットスイッチが付いています。

周波数特性を見ると「160Hz」から下が、カーブを描きながらカットされます。

マイク自体の周波数特性は、「20~20,000Hz」です。

SPLは「136/156 dB」で、かなり大きな音にも耐えられます。

注・「dB SPL」は音圧をデシベルで表した単位です。

パッドスイッチ

パッドスイッチも装備していて、「-20dB」に設定する事が出来ます。

サイズと重さ

サイズは「160×55mm」で、重さは「280g」です。

本体全体は金属で高級感があり、安っぽさは一切無いです。

実際に手に持つと、想像よりもズッシリとした重みを感じます。

ツッキーツッキー

次は、コンデンサーマイクのセッティング方法についてみていきたいと思います。

C214のセッティング方法

1)ショックマウントホルダーをマイクスタンドに取り付ける。

2)マイクをセットする。

3)マイクケーブルを接続する。

4)オーディオインターフェイスに接続する。

5)ファンタム電源をオンにして、入力ゲインの調整をする。

6)DAWのモノラルトラックの入力を設定する。

7)「REC」ボタンを押して録音開始する。

ツッキーツッキー

以上でセッティングは完了です。

次は録音比較をしてみましたので、是非動画にて視聴してみて下さい。

使用するマイクは、「AKG C214・NEUMANN TLM107・SHURE SM58」です。

録音比較の音声は音量調節のみで、エフェクト処理は無しの録音したままの音です。

また、この動画の音声は全てダイナミックマイクの「58」で録音しています。

「58」は他のコンデンサーマイクに比べてホワイトノイズが多いので、DAWでノイズ除去、イコライザー、コンプ処理をしています。

この処理の仕方についても、別の動画で出したいと思っています。

録音比較

動画でチェック

チャプター「05:08 複数マイクによる録音比較」にて音を確認出来ます。

声(男性)

声(女性)

アコースティックギター(アルペジオ、ストローク)

ツッキーツッキー

それでは、最後までご覧頂きありがとうございました。

さいごに

「C214」は本体サイズや重さがとても丁度良く、部屋の中でも取り回しがしやすいマイクです。

ここまでアップした動画のほぼ全ての音声は、このマイクで録音しています。

実際、録音できる音のクオリティは高いと思います。

このマイクを持っていれば、歌やナレーション、他にどんな楽器でもいい音で録音出ると私は感じています。

ツッキーツッキー

それでは、最後までご覧頂きありがとうございました。

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