ご挨拶
こんにちは、ツキシマです。
今回は、購入してから5年以上になるコンデンサーマイク「AKG C214」をレビューしたいと思います。
動画の目次です。
使い方や録音比較など、5つの項目に分けてお話していきたいと思います。
まずは、マイクの付属品の確認をしていきたいと思います。
内容物の確認
所有感が満たされる、立派なハードケースに入っています。
最近のモデルは、ロゴデザインの変更があったようです。
AKGは、1947年にオーストリアのウィーンで設立された会社で、マイクやヘッドホン、イヤホンなどで有名なメーカーです。
ハードケースを開けます。
内容物です。
冊子がたくさん入っています。
- 説明書類
- ショックマウントホルダー
- ウインドスクリーン
- マイク本体
次は、マイク本体の各部を見ていきたいと思います。
本体各部の確認と仕様
指向性
指向性は、単一指向性のみです。
ダイアフラムは、上位モデルのC414 シリーズと同等のものを「1枚」装備しています。
「C214」は「C414」の廉価版という位置付けのマイクですが、単一指向性のみで問題ないのであれば、こちらを購入した方がコスパは良いです。
私は、声やアコギを録音するのが目的でしたので、この「C214」を選びました。
「C414」の場合は、指向性を5つの中から選択して録音できます。
ローカットスイッチ
ローカットスイッチが付いています。
周波数特性を見ると「160Hz」から下が、カーブを描きながらカットされます。
マイク自体の周波数特性は、「20~20,000Hz」です。
SPLは「136/156 dB」で、かなり大きな音にも耐えられます。
注・「dB SPL」は音圧をデシベルで表した単位です。
パッドスイッチ
パッドスイッチも装備していて、「-20dB」に設定する事が出来ます。
サイズと重さ
サイズは「160×55mm」で、重さは「280g」です。
本体全体は金属で高級感があり、安っぽさは一切無いです。
実際に手に持つと、想像よりもズッシリとした重みを感じます。
次は、コンデンサーマイクのセッティング方法についてみていきたいと思います。
C214のセッティング方法
1)ショックマウントホルダーをマイクスタンドに取り付ける。
2)マイクをセットする。
3)マイクケーブルを接続する。
4)オーディオインターフェイスに接続する。
5)ファンタム電源をオンにして、入力ゲインの調整をする。
6)DAWのモノラルトラックの入力を設定する。
7)「REC」ボタンを押して録音開始する。
以上でセッティングは完了です。
次は録音比較をしてみましたので、是非動画にて視聴してみて下さい。
使用するマイクは、「AKG C214・NEUMANN TLM107・SHURE SM58」です。
録音比較の音声は音量調節のみで、エフェクト処理は無しの録音したままの音です。
また、この動画の音声は全てダイナミックマイクの「58」で録音しています。
「58」は他のコンデンサーマイクに比べてホワイトノイズが多いので、DAWでノイズ除去、イコライザー、コンプ処理をしています。
この処理の仕方についても、別の動画で出したいと思っています。
録音比較
チャプター「05:08 複数マイクによる録音比較」にて音を確認出来ます。
声(男性)
声(女性)
アコースティックギター(アルペジオ、ストローク)
それでは、最後までご覧頂きありがとうございました。
さいごに
「C214」は本体サイズや重さがとても丁度良く、部屋の中でも取り回しがしやすいマイクです。
ここまでアップした動画のほぼ全ての音声は、このマイクで録音しています。
実際、録音できる音のクオリティは高いと思います。
このマイクを持っていれば、歌やナレーション、他にどんな楽器でもいい音で録音出ると私は感じています。
それでは、最後までご覧頂きありがとうございました。
“5年以上使用したコンデンサーマイク「AKG C214」のレビューです。 【使い方/DTM/録音比較/アコギ/TLM107/SM58】” への7件のフィードバック