ご挨拶

ツキシマ

こんにちは、ツキシマです。

今回は、前回開封レビューした「ZOOM H5」と、他に私が所有している「ハンディーレコーダー・コンデンサーマイク・ダイナミックマイク」を使用して、室内で録音した音の比較をしてみたいと思います。

ちなみに、私は動画収録する時はいつも「AKG C214」で声を録音しています。今回は比較検証に使いますので、今日の音声は下の画像の「NEUMANN TLM107」で録音しています。

「NEUMANN TLM107」のレビュー記事↓

ツキシマ

それでは、今回使用するマイクの紹介をしていきたいと思います。

使用するマイク

概要

今回使用するマイクです。下の画像の右から見ていきたいと思います。

  • SHURE SM58
  • AKG C214
  • ZOOM H5
  • ZOOM H3-VR
  • ZOOM H1n

ZOOM H1n

「ZOOM H1n 」は、コンパクトでシンプルな操作が可能なハンディーレコーダーです。

ZOOM H3-VR

H3-VRは、マイクを4つ搭載しています。バイノーラル録音やアンビソニック録音が可能な、少し変わったレコーダーです。

ZOOM H5

H5は、XLR入力端子を「2つ」備え、マイクカプセルの交換も可能なハンディレコーダーです。

AKG C214

C214は、老舗メーカーAKGのコンデンサーマイクです。コスパが良い機種だと私は思います。

「SHURE SM58」

SM58は、定番中の定番ダイナミックマイクです。

今回の比較音声の周波数とビットレートは、「44.1KHz/16bit」です。

ツキシマ

次は、録音した結果を考察してみたいと思います。

比較してみて

録音してみた結果、それぞれのマイクに違いと特性が出ていました。やはりマイクの形状や集音部のサイズの差が、音の違いに出てくると私は思います。

動画でチェック
YouTube動画

動画内チャプター「01:08 録音比較」にて音を聴く事が出来ます。

タブをクリックするとYouTube動画を視聴できます。

以下は、録音結果を聴いた私の考察です。

ZOOM H1n

H1nの録音結果の考察

「H1n」の録音結果は、全体的にレンジが狭く低音が少ないです。ただ、アコースティックギターのアルペジオフレーズは、他のレコーダーと遜色ない感じがしました。また、声の部分を聴いて頂けるとわかると思いますが、割とはっきりとホワイトノイズが入ります。

ただ「H1n」には大きな強みがあります。それは小さくてコンパクトな事です。抜群の携帯性がありますので手放せません。私は主に、バンドで練習スタジオに入る時や、ミーティング時の記録用などに使用しています。

ZOOM H3-VR

H3-VRの録音結果の考察

「H3-VR」は、今回ステレオモードで録音しました。その結果、楽器の音の録音結果が意外な程良かったので、ビックリしました。集音部のサイズからすると「H1nと余り変わらない音かな」と思っていたのですが、ノイズも少なくてしっかりとした音が録音出来ていました。

アコースティックギターは、高音部分が煌びやかな感じがしました。また、ステレオモードでの録音でしたが、「H1n」や「H5」に比べると、より立体感のある音に感じました。マイクが4つあるからでしょうか。

ZOOM H5

H5の録音結果の考察

「H5」は、低域から高域まで安定した良い音だと思います。「H1n」や「H3-VR」より、ワンランク上の音だと思いました。マイク部分は他のレコーダーよりも大きいですし、ショックマウント機構も採用されています。録音結果はノイズも少なくて良い感じがしました。

AKG C214 → ZOOM H5

C214の録音結果の考察

「AKG C214」を「H5」に接続して録音してみました。今回使用した中では、やはりこの組み合わせが1番良い音だと思いますした。

低音から高音まで、広いレンジでしっかりと収録されている感じです。アコースティックギターの胴鳴りの低音や、高音がしっかりと撮れています。その分、演奏の下手糞さもそのまま録音されてます。

SHURE SM58 → ZOOM H5

SM58の録音結果の考察

「SM58」自体は基本的にボーカル用のダイナミックマイクです。アコースティックギターを録音するケースはあまり無いのですが、「SM58」を「H5に接続して録音してみました。

録音結果は、「まとまった音」だと感じました。普通に録音しただけなのに、イコライザーとコンプレッサー処理を既にされているような感じで、そのまま楽曲のオケに入れても大丈夫な印象を持ちました。この辺が、定番のマイクとして使い続けられている所以だと思いました。

注:上記の感想はツキシマの主観です。

ツキシマ

次は、さいごのまとめです。

さいごに

結果的に、どの機種も良い音で録音出来たと思います。その中で「H3-VR」で楽器を録音した音が、想像より良かったので驚きました。どの機種も場面ごとに使い分けが出来ますので、私は今後もそれぞれのマイクを活用していくつもりです。

ツキシマ

それでは、最後までご覧頂きありがとうございました。

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