ご挨拶
[char no=”1″ char=”ツッキー”]こんにちは、ツキシマです。[/char]
今回は、スタジオ定番のモニターヘッドホンである「SONY MDR-CD900ST」の、劣化してひび割れが始まったイヤーパッドの交換と、簡単なレビューをしていきたいと思います。

動画の目次です。
「6つ」の項目に分けて、交換作業やレビューをしていきます。

[char no=”1″ char=”ツッキー”]それでは、イヤーパッドの交換からしていきたいと思います。[/char]
イヤーパッドの交換
購入したイヤーパッド
純正の交換用イヤーパッドを購入しました。
価格は1つ1000円くらいです。

下画像にあるようなパッケージに入っています。
「業務用」といった感じですね。

そして、劣化してヒビ割れや剥がれが始まったイヤーパッドです。(下画像)
このままだと使用した時に、剥がれた素材が耳に付いてしまいます。


古いイヤーパッドの取り外し
古いイヤーパッドを取り外していきます。

特別な工具は必要ありません。
イヤーパッドは横の隙間の部分に挟まっている感じですので、引っ張れば取ることが出来ます。

外していきます。

イヤーパッドを取り外すと、ドライバーが露出します。
中身はこんな感じになっています。(下画像)


新しいイヤーパッドを取り付ける
新しいイヤーパッドを袋から出して用意します。

取り付けていきます。

隙間に挟み込むだけなのですが、コツが要る感じです。
端から少しずつ丁寧に作業すれば、取り付けることが出来ます。

無事に交換出来ました。

SONY MDR-CD900STについて
「SONY MDR-CD900ST(赤帯)」は、元々Sonyの自社スタジオで使う為に作られた業務用ヘッドホンです。
1989年に発売されてから、30年以上使用され続けてきたヘッドホンです。
業務用ですのでパーツ毎の販売もされており、今回のように不具合がある部分のみを交換してリペアが可能です。
また保証は無く、初期不良があった場合のみの対応になります。

[char no=”1″ char=”ツッキー”]次は、MDR-CD900STの主な仕様をみていきたいと思います。[/char]
SONY MDR-CD900STの仕様
仕様 | |
---|---|
タイプ | 密閉型 |
ドライバー | ダイナミック型40mmドーム型 |
周波数特性 | 5〜30,000Hz |
インピーダンス | 63Ω |
重さ | 約200g |
※商品は本体のみで、ポーチや変換アダプター等の付属品はありません。

[char no=”1″ char=”ツッキー”]次は、外観やデザインをみていきたいと思います。[/char]

外観、デザインの確認
ハウジング部分は厚過ぎる事もなく、取り回しがし易いと思います。

頭のサイズに合わせて、「11段階」のサイズ変更が可能です。

ケーブルはストレートタイプで、長さは「約2.5m」です。

プラグはステレオ標準プラグ(6.3mm)で、ミニプラグ(3.5mm)には対応していません。
ミニジャックで使いたい場合は、変換プラグが必要になります。

[char no=”1″ char=”ツッキー”]次は、私がMDR-CD900STを使う理由をみていきたいと思います。[/char]

SONY MDR-CD900STを使う理由
基本的にどこのスタジオに行っても「900ST」が置いてありましたので、自分がDTMを始めた時も、何も考えずにまずこのヘッドホンを購入しました。
現在は、自分用とボーカリスト用に2つ所有しています。
また、このヘッドホンはリスニング用ではなく、あくまでモニター用です。
「レコーディングやミックスで使うヘッドホン」という認識で、私は使用しています。

[char no=”1″ char=”ツッキー”]次は、まとめです。[/char]
さいごに
ヘッドホンは様々な商品があり、たくさんのメーカーが発売しています。
密閉型や開放型など、人によって好みがあるとは思いますが、DTMをされている方であればリファレンス用としてこのヘッドホンを1台持っていても良いのではないかと思います。
「MDR-CD900ST」は、耐久性やメンテナンス性に優れ、長く使えるヘッドホンだと思います。
[char no=”1″ char=”ツッキー”]それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。[/char]

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