ご挨拶

ツキシマ

こんにちは、ツキシマです。

今回は、スタジオ定番のモニターヘッドホンである「SONY MDR-CD900ST」の、劣化してひび割れが始まったイヤーパッドの交換と、簡単なレビューをしていきたいと思います。

目次は、「イヤーパッドの交換、MDR-CD900STについて、MDR-CD900STの仕様、外観・デザインの確認、MDR-CD900STを使う理由、さいごに」です。

ツキシマ

それでは、イヤーパッドの交換からしていきたいと思います。

イヤーパッドの交換

購入したイヤーパッド

純正の交換用イヤーパッドを購入しました。価格は1つ1000円くらいです。

下画像にあるようなパッケージに入っています。「業務用」といった感じでシンプルですね。

そして、劣化してヒビ割れや剥がれが始まったイヤーパッドです(下画像)。このままだと使用した時に、剥がれた素材が耳に付いてしまう状態です。

古いイヤーパッドの取り外し

古いイヤーパッドを取り外していきます。

特別な工具は必要ありません。イヤーパッドは、ハウジング横の隙間の部分に挟まっている感じですので、引っ張れば取ることが出来ます。

外していきます。

イヤーパッドを取り外すと、ドライバーが露出します。ハウジングの中身はこんな感じになっています。(下画像)

新しいイヤーパッドを取り付ける

新しいイヤーパッドを袋から出して用意します。

取り付けていきます。

隙間に挟み込むだけなのですが、コツが要る感じです。端から少しずつ丁寧に作業すれば、取り付けることが出来ます。無事に交換出来ました。

ツキシマ

次は、SONY MDR-CD900STというヘッドホンについてみていきたいと思います。

SONY MDR-CD900STについて

「SONY MDR-CD900ST(赤帯)」は、元々Sonyの自社スタジオで使う為に作られた業務用ヘッドホンです。1989年に発売されてから、30年以上使用され続けてきたヘッドホンです。

業務用ですのでパーツ毎の販売もされており、今回のように不具合がある部分のみを交換してリペアが可能です。また保証は無く、初期不良があった場合のみの対応になります。

ツキシマ

次は、SONY MDR-CD900STの主な仕様をみていきたいと思います。

SONY MDR-CD900STの仕様

項目データ
タイプ密閉型
ドライバーダイナミック型40mmドーム型
周波数特性5〜30,000Hz
インピーダンス63Ω
重さ約200g

商品は本体のみで、ポーチや変換アダプター等の付属品はありません。

ツキシマ

次は、外観やデザインをみていきたいと思います。

外観、デザインの確認

ヘッドホンのハウジング部分は厚過ぎる事もなく、取り回しがし易いと思います。

頭のサイズに合わせて、「11段階」のサイズ変更が可能です。

ケーブルはストレートタイプで、長さは「約2.5m」です。

プラグはステレオ標準プラグ(6.3mm)で、ミニプラグ(3.5mm)には対応していません。ミニジャックで使いたい場合は、変換プラグが必要になります。

ツキシマ

次は、私がMDR-CD900STを使う理由をみていきたいと思います。

SONY MDR-CD900STを使う理由

いつも基本的にどこのスタジオに行っても「900ST」が置いてありましたので、私がDTMを始めた時も、何も考えずにまずこのヘッドホンを購入しました。現在は、自分用とボーカリスト用に2つ所有しています。

また、このヘッドホンはリスニング用ではなく、あくまでモニター用です。「レコーディングやミックスで使うヘッドホン」という認識で、私は使用しています。

ツキシマ

次は、さいごのまとめです。

さいごに

ヘッドホンは様々な商品があり、たくさんのメーカーが発売しています。密閉型や開放型など、人によって好みがあるとは思いますが、DTMをされている方であればリファレンス用としてこのヘッドホンを1台持っていても良いのではないかと思います。

「MDR-CD900ST」は、耐久性やメンテナンス性に優れ、長く使えるヘッドホンだと思います。

ツキシマ

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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