ご挨拶

ツキシマ
こんにちは、ツキシマです。
今まで、モニタースピーカーの「eve audio/SC205」を机に設置するときに、高さと角度調節の機能を兼ね備えた卓上専用のスピーカースタンドとして、「ISO ACOUSTICS」社の「ISO-L8R155」を使用していました。
今回はこちらのアイテムをレビューしたいと思います。

目次は、「モニタースピーカー設置のポイント、スピーカースタンドの仕様と付属品、組み立ててみる、まとめと次回予告」です。


ツキシマ
それでは、モニタースピーカー設置のポイントについてみていきたいと思います。
モニタースピーカー設置のポイント
モニタースピーカーを机に設置する場合のポイントは、大きく分けて2つあります。
- 自分の座る位置と左右のスピーカーが正三角形になる位置で設置
- ツイーターと耳の高さを合わせる
ポイント1
左右のスピーカーと自分の座る位置が「正三角形」を作るように設置するのが、理想の設置方法と言われています。

また、「スピーカーは壁から1.5m以上離す」というセオリーもあるようですが、これはなかなか難しいと思いますので、スピーカーの低音補正機能を利用して補正します。「壁から1.5m以上離す」という理由は、スピーカーが壁から近いと低音が大きくなるからです。

「eve audio/SC205」のレビュー記事↓
ポイント2
ツイーターと耳の高さを合わせて設置することも、理想とされています。それを実現するためにスピーカースタンドを使用して、スピーカーの高さを調節するカタチになります。


ツキシマ
次は、スピーカースタンドの仕様や付属品をみていきたいと思います。

スピーカースタンドの仕様と付属品
パッケージ
パッケージ正面には、完成時のイメージ図が描かれています。

高さは、2通りから選択できます。

パッケージの横側には、対応するスピーカーが記載されています。

パケージ裏側には、スピーカー設置の際の注意事項などが記載されています。

付属品
ベースパーツと、スピーカーを載せる上部のパーツです。

長いパイプが4本。

短いパイプが4本付属しています。

そして、角度を付けるためのパーツが4つ付属しています。

これらのパーツが左右のスピーカー分「2セット」あります。

仕様
このスタンドは型式に「155」と記載されています。これは、スタンドの横幅が「155mm」であることを表しています。

この商品は、使用するスピーカーのサイズによって、最適な大きさを選ぶことが出来ます。


ツキシマ
スタンド全体のサイズと、耐荷重をみていきます。
項目 | データ |
---|---|
横幅 | 155mm |
奥行き | 190mm |
高さ(ショートパイプ使用時) | 95mm |
高さ(ロングパイプ使用時) | 225mm |
耐荷重 | 18kg |
モニタースピーカーを低く設置したい場合は、短いパイプを使用して高さは「95mm」になります。

高く設置したい場合は長いパイプを使用して、高さは「225mm」です。パイプは金属製で重たいです。

スピーカーを載せるパーツと台座のパーツは、プラスチック製です。机とスピーカーに触れる部分は、ゴム製のパーツが装着されています。振動はしっかりと吸収してくれると思います。

また、余談になりますが、ロゴの印字が曲がっていました。これは残念だなと思いました


ツキシマ
次はスタンドを組み立てて、実際にスピーカーを載せてみたいと思います。
組み立ててみる
低いモード
短いパイプを使用して組み立てます。組み立て自体は、特別な工具も必要無く差し込むだけですが、それなりに力が要ります。

短いパイプを1本ずつ挿していきます。

上部のパーツを嵌めます

出来ました。短いパイプですので、横に揺らしても特にグラつくこともなく安定しています。

スピーカーを載せてみます。

スピーカーを載せるとこんな感じになります。

私の机に設置したイメージです。


高いモード
次はこちらの、長いパイプを使用して組み立てます。

長いパイプを1本ずつ挿していきます。

上部のパーツを嵌めます。

出来ました。横から力を加えたときに結構グラグラしますが、スピーカーを載せると、重みで意外と安定します。

スピーカーを載せてみます。

載せてみて横に揺らしてみると多少動くのですが、スピーカーと触れる部分のゴムもしっかり機能してグリップしています。

以前、高いモードで使用していた期間もありましたが、スピーカーが落ちてくることはなかったです。(下画像参照)

どちらのパイプを使用した時も、角度の微調整が必要な時はこのパーツを使用します。


ツキシマ
次は、まとめと次回予告です。
次回予告
まとめ
耳の位置とスピーカーの位置にズレがあると、どうしても正確なモニタリングが出来なくなってしまいます。

私が使用しているようなDTM用の机の場合は、そのままモニタースピーカーを設置すれば、左右のスピーカーと自分の座っている位置が、ちょうど正三角形になるように設計されています。1辺が約90cmの正三角形でした。
「eve audio/SC205」はサイズが5インチで、この机に設置すると高さがあり過ぎるため少し下に向ける必要があり、このスピーカースタンドを使用していました。使用してみると効果は十分に期待できるアイテムだと思います。

次回予告
次回の音楽堂では、DTMで曲のミックス作業において、まず避けては通れないイコライザーのお話をしていきたいと思います。内容的には私の復習も兼ねて初心者向けにしたいと企画しています。
また次回の動画やブログ記事を観て頂けたら嬉しいです。

次回のブログ記事↓

ツキシマ
それでは、最後までご視聴ありがとうございました。

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