ご挨拶

ツキシマ

こんにちは、ツキシマです。

DTM用のメインモニタースピーカーに「GENELEC 8020DPM」を購入しましたので、今回は開封レビューをしていきたいと思います。

目次は、「開封と内容物の確認、外観の確認、スピーカーの主な特徴と仕様、「8020」を選んだ理由、まとめと次回予告」です。

ツキシマ

それでは、開封していきたいと思います。

開封と内容物の確認

開封

小さいサイズのスピーカーですが、パッケージはそれなりに大きな箱でした。

パッケージのフタを開けると、白い内箱が入っています。

白い箱を開けると、付属品が入った小さな箱が出てきます。

緩衝材を取ると、、、

スピーカー本体が出てきます。

袋から出します。

付属品も取り出しました。

内容物の確認

内容物
  • スピーカー本体
  • 電源ケーブル
  • 変換プラグ
  • 取扱説明書類

スピーカーはペアで購入しましたので、上記の内容物がそれぞれ2つずつあります。

ツキシマ

次は、スピーカーの外観の確認をしていきたいと思います。

外観の確認

正面

スピーカーの正面には、3/4インチのツイーターと4インチのウーハーが装備されています。右下には、電源が入っているときに光るランプがあります。

裏面

スピーカーの裏面は、一番上部にリフレックスポート(バスレフポート)があります。

リフレックスポートの下は、壁や天井に設置用のスレッドです。

スレッドの下に、コントロール部分や電源ボタンがあります。

コントロール部

コントロール部上部中央に、電源ボタンがあります。

電源ボタンの右側に、トーンコントロール用のディップスイッチがあります。環境に合わせて、周波数ごとに調整が出来ます。

スピーカーの説明書には、推奨されるトーンコントロール設定の表が記載されています。

私の場合は「sonarworks」のソフトウェアで音場補正しますので、特にいじらないつもりです。

レビュー記事↓

感度コントロールがあります。ここでスピーカーの「入力感度」の調整ができます。

端子部

XLRのアナログ入力と電源ケーブルの接続端子があります。パワードモニターですので、そのままコンセントに繋ぎます。

スタンド

スピーカーの底面には、ゴムで出来たIso-Podテーブルスタンドが装備されています。(角度については後述します。)

カラーバリエーション

今回私はダークグレーを選択しましたが、ホワイトとRAWフィニッシュというカラーも選ぶことができます。

ツキシマ

次は、スピーカーの主な特徴と仕様について、みていきたいと思います。

スピーカーの主な特徴と仕様

Dクラスアンプ

8020DPMの内蔵パワー・アンプは、高音質Dクラスアンプです。Dクラスアンプの特徴は、電力効率が高く発熱量が少ないことです。

ちなみに「D」は駆動方式の違いで、例えばA級やAB級などと分けられている中の一つです。

補足:動画内でクラスDの「D」は「デジタルでは無い」と言っています。ただ実際にはデジタル方式でもあるためデジタルの「D」という認識が一般的にはされているようです。

再生可能周波数範囲

8020DPMの再生可能周波数は「56Hz〜25kHz」です。4インチのモニタースピーカーで、低音が「56Hz」から再生できるのは良い方だと思います。

トーンコントロール

「高域」「低域」に加えて「デスクトップ」という200Hz付近の低周波を、ディップスイッチにて調節できます。

自動スタート機能

電源スイッチがオンで通電している場合、入力信号を検出して自動で電源が入り音が再生されます。また、再生が終了して一定時間が過ぎるとスタンバイモードになります。

スタンバイモードの電力消費量は通常「0.5W未満」だそうです。(自動スタート機能をオフにすることも出来ます。)

Iso-Podテーブルスタンド

防振機能があるスタンドが装備されています。可動式になっていて角度をつけられます。

下に向けた場合

上に向けた場合

主な技術仕様

主な技術仕様
SPL(音圧レベル)100dB
周波数特性56 Hz – 25 kHz (-6 dB)
ドライバー(ウーハー)4インチ
ドライバー(ツイーター)3/4インチ・メタル・ドーム + DCW
アンプ出力ウーハー50 W + ツイーター50 W(どちらもクラスD)
接続1 x XLRアナログ入力
外寸H 242 x W 151 x D 142 mm(Iso-Pod 含む)
質量3.2 kg

ツキシマ

次は、このスピーカーを購入した理由について見ていきたいと思います。

「8020」を選んだ理由

理由

私が新しいモニタースピーカーを購入するのは8年ぶりになります。今回「GENELEC」のスピーカーを選んだ理由は5つあります。

理由1:ツィーター問題(耳の疲れ)

私は今まで、「eve audio」の5インチモニタースピーカーの「SC205」を使用していました。

私はこのスピーカー(SC205)でミックスをすると、疲労を感じることが多くありました。原因はおそらく、「リボンツィーター」が私にはちょっと合わなかったのではないかと考えています。(下画像参照)

めまいを起こすほどではなかったのですが、いつも体全体がなんとも言えない疲労感に襲われていました。それに気が付いてからは、タイマーをセットして45分間ミックスしたら15分間休むといったカタチで作業しています。

ツキシマ

そういうこともあって、1,2年くらい前からスピーカーを別のものに変えたいなと思っていました。

理由2:サイズと重さ

5インチのモニタースピーカーだと、私の机では設置スペースがギリギリでした。

多少不安定さを感じながら日々過ごしていましたが、ついに先日大きめの地震があったときに、スピーカーが1つ机から床に落ちてしまいました。運よく故障はしなかったのですが、その時に、もう新しいスピーカーを買おうと決めました。

ツキシマ

私の部屋も小さいですし、もう少しコンパクトなサイズのスピーカーで充分だと考えるようになりました。

理由3:ウーハーのサイズ

私の机の下には、「eve audio」 の「TS107」という7インチのウーハーを設置しています。

私は小さいサイズのスピーカーを使う代わりに、サブウーハーで低音を補おうと考えています。

ツキシマ

スピーカーの入れ替えを考えたときに、私の机の下に入るサイズのウーハーは「GENELEC」のもの一択といった感じでした。

理由4:スピーカーコーンの保護

「GENELEC」のスピーカーは、コーンの部分が金属の網で保護されています。

これは良いポイントだと思います。「SC205」や他のメーカーのスピーカーの場合は、スピーカーコーンが剥き出しのモデルが結構多いです。

ツキシマ

間違えてスピーカーコーンに触れてしまい、凹ませたり破いてしまうリスクがほぼ無いです。

理由5:定番モニタースピーカーである

「GENELEC」のスピーカーは、人気があって利用しているユーザーも多いです。それだけで安心感がありました。

ツキシマ

以上が「GENELEC」のスピーカーを選んだ理由です。

理由まとめ

購入した理由まとめ
  • ツィーター問題(耳の疲れ)
  • サイズと重さ
  • サブウーハーのサイズ
  • スピーカーコーンの保護
  • 定番モニターである

ツキシマ

次は、まとめと次回予告です。

まとめと次回予告

まとめ

「GENELEC」のスピーカー品質は、とても信頼できると思います。また、サウンドについて「GENELEC」と「EVE Audio」は大分違います。

私は以前、一番小さいサイズの「8010」をサブモニターで使用していた時期があったので、音の違いは覚えています(下画像参照)。徐々に慣れていきたいと思っています。

そしてまたいつ大きな地震が来るかもわかりませんので、今後はスピーカーの設置方法も考えたいと思います。私の使用しているDTM用のデスクは縦方向の揺れには強いのですが、横の揺れにはとても弱いです。

そして私は、作曲やレコーディングをするときはスピーカーを使いませんので、ミックス作業の必要な時だけモニタースピーカーを設置して使うカタチにするのも有りだと思っています。

次回予告

次回は、8020DPMとセットで使う「サブウーハー」を開封レビューしていきたいと思います。

また次回の動画やブログ記事を見ていただけたら嬉しいです。

次回のブログ記事↓

ツキシマ

それでは、最後までご視聴ありがとうございました。

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