ご挨拶
こんにちは、ツキシマです。
今回は、「RME」のオーディオインターフェイスをコントロールする事が出来る「ARC USB」というアイテムを購入しましたので、開封レビューをしていきたいと思います。
「RME」のオーディオインターフェイスは、下の画像の「TotalMix FX」というソフトウェアで入力や出力などをコントロールします。
とても便利なのですが、「TotalMix FX」はマウスで操作する事で事故が発生するリスクがあります。
それに関して、この記事内でお話ししたいと思います。
今回の動画は6つの項目です。
開封、内容物の確認、外観のチェック、購入した理由、やらかした事故、最後にまとめです。
それでは、開封をしていきたいと思います。
開封
パッケージです。
ビニールを剥がします。
箱の裏側に、日本語ガイドが付属しています。
箱を開けると、保証書やステッカー等が入っています。
その下には、本体とUSBケーブルが入っています。
次は、内容物を確認していきたいと思います。
内容物の確認
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ARC USB本体
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キー・ラベル用ステッカー
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日本語ユーザーガイド・保証書
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USBケーブル
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ステッカー
次は、本体の外観を見ていきたいと思います。
外観のチェック
ボディ全体は、アルミ製だと思います。
とても堅牢な感じがしますし、高級感もあります。
ただ各ボタンが浮いているような感じで、本体を揺らしてみるとカラカラ音がします。
これは全て、ボタンが動いている音です。
ボタンのクリック感は「カチカチ」と、しっかりあります。
各ボタンの下には、デフォルトで割り当てられている機能が表記されています。
これらは、設定で自分の好みの機能を割り当てる事が可能です。
割り当てを変更した時用に、ラベルシールも付属しています。
デフォルトでは1段目と2段目にスナップショットが割り当てられていますが、私は今のところスナップショットは使用していないのでマイクゲイン等に設定したいと思います。
中央のホイールは、回してみると微妙にクリック感がある感じです。
もう少し高さがあると、回し易いかなと思いました。
ホイールは、旧モデルの「リモートコントロール」の方が私は好みです。(下画像)
こちらの方が、ちょうど良いクリック感と抵抗感で回し易い感じがします。
「Babyface Pro」のホイールは、「ARC USB」とほぼ同じタイプだと思います。
本体上面には、USB端子があります。
本体右側に、フットスイッチ用の端子があります。
フットスイッチにも、キーコマンドを割り当て可能です。
サイズは、旧モデルと「Babyface Pro」と比べてこんな感じです。(下画像)
ARC USB | サイズと重さ |
---|---|
横幅 | 90mm |
縦幅 | 170mm |
厚み | 33mm |
重さ | 300g |
次は、購入した理由をみていきたいと思います。
購入した理由
今回「ARC USB」を購入した理由は、私が持っている「FIREFACE UCX」と「Babyface Pro」の両方で使用できるからです。
「FIREFACE UCX」はデスクに固定して、作曲やミックスの時に使用しています。
「Babyface Pro」は動画収録する時の音声や、防音室でボーカルやアコースティックギターをレコーディングする時などに使用しています。
「RME」のオーディオインターフェイスはとても性能が良く、ずっとメインで愛用しています。
ただ「FIREFACE UCX」を見て貰えば分かると思いますが、物理ノブが1つしかありません。
これでもある程度操作は出来るのですが、やはり不便です。
たくさんある入力や出力、録音時のゲインコントロールなどは「TotalMix FX」というソフトウェアで行います。
私は元々「Advanced Remote Control」という青いコントローラーを使用していましたが、これは「FIREFACE UCX」に直接挿して使用するもので「Babyface Pro」には使用できません。
「ARC USB」は、パソコンのUSB端子に接続して「TotalMix FX」をコントロールしますので、「Babyface Pro」でも使用出来るのが良いなと思いました。
また、旧モデルよりボタンの数が倍近くに増えたのも購入を決めたポイントです。
次は、やらかした事故のお話です。
やらかした事故
これも「ARC USB」を購入した理由の1つなのですが、マウスで「TotalMix FX」を操作するとミスが起きる可能性があります。
以前、「リファレンスのススメ」という動画で「IK Multimedia」の「ARC System」についての動画を収録していた時に、事故が起きました。
ブログ記事↓
撮影中に音を出しながら、マウスで「TotalMix FX」を操作していた時です。
少しだけアウトプットの音量を上げたつもりが、マウスを離した瞬間にボリュームが「0dB」までジャンプしてしまい、とんでもない大音量がスピーカーから出ました。
もうスピーカーが壊れたと思いましたし、私も一瞬パニックになりました。
結局マウスで操作すると、そういった事が起きる可能性があります。
なので、それ以降は必ずコントローラーを使用するように心がけています。
次は、まとめです。
まとめ
私の勝手な想像ですが、高級なオーディオインターフェイスほど物理ボタンが少なくて、ソフトウェアでコントロールする感じがします。
ただマウスで操作すると、何かの拍子にボリュームが急に大きくなったりする事もあるかもしれません。
実際に事故もありましたし、私はオーディオインターフェイスとスピーカーの間に「モニターコントローラー」を導入することも考えたりしています。
ただモニターコントローラーを購入すると予算もかかりますし、それで完璧に事故が防げるわけだはありませんのでとりあえずはこの「ARC USB」コントローラーを使用して操作していく予定です。
そして事故の予防策として、操作手順のリストを作成して常に確認しながら作業していきたいと思います。
それでは、最後までご覧頂きありがとうございました。
“RME 「ARC USB」の開封レビューと購入した理由とやらかした事故の話。【TotalMix FX/DTM/オーディオインターフェイス】” への3件のフィードバック