
ご挨拶

こんにちは、ツキシマです。
今回はMacでマウスを制御するソフトウェアの「ステアーマウス」をレビューしていきたいと思います。

先日MacのOSを最新の「Big Sur」にしたところ、メインで使用しているケンジントンのトラックボールがまともに動かなくなり導入しました。
今回の動画は3つの項目です。
導入から使用方法、購入した理由、最後にまとめです。


それでは、ソフトの導入から使用方法を見ていきたいと思います。
導入から使用方法
「ステアーマウス」は、30日間の無料お試し期間がありますので購入する前に試す事が出来ます。
私も始めはそうしました。

また、「ステアーマウス」はMac専用ソフトです。
インターネットで検索するとすぐにホームページに行けますのでソフトをダウンロードする事が出来ます。

もちろん最新OSの「Big Sur」にも対応しています。
インストール後は「システム環境設定」の一番下に「ステアーマウス」のアイコンが表示されていますのでこれをクリックするとマウスの細かい設定が出来ます。

現在はケンジントンの「エキスパートワイヤレストラックボール」が接続されています。
「ステアーマウス」上でもちゃんと認識されて右上に表示されています。


それでは各操作方法を見ていきたいと思います。

ボタン

まずはボタンのタブから見ていきます。

ソフトを購入する前は、ちゃんとトラックボールが認識されて各ボタンの割り当てが出来るかどうか不安もありましたが全然問題ありませんでした。
下の画像のように、きちんと4つのボタンがトラックボールに対応して「左下」「右下」「左上」「右上」と表示されて動作を割り当てる事が出来ます。

ちなみに、右に表示されているマウスの絵にカーソルを動かしてボタンをクリックすると、対応するコントロールがハイライトして教えてくれます。

ボタンに動作を割り当てるときは、設定したいボタンの欄をクリックすると下の画像のようなウインドウが表示されます。

表示されたウインドウから「クリック」や「ショートカット」、「アプリケーション切り替え」など好みの動作を選択。

その下でコマンドやショートカットなどを割り当てます。

また、マウスの絵の下に「command」「shift」「option」「control」のボタンがあります。

これは、それぞれのボタンを押しながら4つのボタンに動作を割り当てられる機能です。
例えば「shift」を押しながら「左下」をクリックすると「メモ」が起動します。
他に「shift」を押しながら「左上」で「Finder」。
shiftと「右上」で「Safari」が起動する。といったカタチで、4つのボタンそれぞれに設定が可能です。

また、「command」と「shift」を押したときの設定、「shift」と「option」を押しながら設定など、組み合わせを帰る事でたくさんの機能を割り当てる事が可能です。


ホイール

ここではホイールの向きと速度を細かく設定できます。

ケンジントンのトラックボールだとスクロールリングの向きや速度を設定出来ます。


組み合わせ

ボタンの組み合わせによる動作を設定できます。

今現在だと、下の画像のように「左下」と「右下」のボタンを押す事で「メモ」が起動するような設定になっています。

設定をするには、左下の「+」をクリックします。そこでボタンの組み合わせを指定できます。
例えば「右下」、「左上」などです。
そして動作を指定します。


カーソル

カーソルの動きについて細かく設定できます。


デバイス

ボタンが反応しなくなったりしたら、ここで調整(再設定)するようです。


ライセンスとサポート

ここでアップデートを確認したりサポートにお問い合わせ出来ます。

私はお試し版をインストールして機能を試した後、ここの「ライセンスの購入または入力」をクリックしてソフトを購入しました。


設定の保存

マウスの設定を保存しておく事も出来ます。
「ボタン」タブの「編集」をクリックします。

下の画像で表示される、指先のところのボタンをクリックします。

「書き出し」を選択すると現在の設定を書き出して保存が可能です。

また、ファイルを作成した後はここで読み込みをすればボタン設定を読み込むことが可能です。
以上が購入してまだ短期間ですが、私が理解した使い方になります。

購入した理由
事の発端は、先日Macの最新OS「Big Sur」にアップデートしたところ、メインで使用していたケンジントンのトラックボールがまともに動かなくなりました。

具体的には、ダブルクリックがまともに反応せずファイルが開けなかったり、シングルクリックも効いたり効かなかったり不安定で、とても普通に使える状態ではなくなっていました。

ちなみに私は左利きですので、Bluetooth接続が出来て左手で使えるトラックボールはケンジントンのものしか選択肢がない感じです。
最新のドライバーソフト「KensingtonWorks」は、ホームページでは「Big Sur」対応となっていますが、全然ダメでした。

トラックボールが使えないとなると困りますので、悩んでネット検索をした結果「ステアーマウス」に辿り着きました。

設定は直感的で簡単ですし、トラックボールが普通に動くことに私は大満足で、本当にありがたいソフトです。

お試し期間があるのも嬉しいです。
本来ならば無料で配布されている純正のドライバーで動作するのがベストだと思いますが、今回はこの「ステアーマウス」に救われました。
ボタンの設定も「KensingtonWorks」より「ステアーマウス」の方がたくさん設定できます。

次はまとめです。
まとめ

如何だったでしょうか。
今回、私はケンジントンのトラックボールがまともに動かなくなったという事で「ステアーマウス」を知り導入しましたが、「普段使用しているマウスをもっと快適に使いたい!」という事で「ステアーマウス」を導入するのもありだと思います。

トラックボールと交互に使用しているロジクールの「MX ERGO」は「Big Sur」でも普通に動きましたが、「ステアーマウス」でも「MX ERGO」のボタン設定は可能で、こちらの方が自由度が高いです。

「MX ERGO」のレビュー記事↓
ですので私は「Logicool Options」もアンインストールしてしまい、「ステアーマウス」で「MX ERGO」も設定しています。
ただ1つ残念なのは、「Logicool Options」で使用可能な「精密モード」の設定は出来ないようです。

他に設定できる項目は沢山ありますので、今後少しずつボタンの設定をカスタマイズしていきたいと思います。

それでは、最後までご視聴ありがとうございました。

この記事の動画「YouTube」へ

“Macでトラックボールが普通に動く幸せ。ステアーマウスに救われましたのでレビューします。【ケンジントン/Apple MacOS Big Sur/Steer Mouse/使い方】” への1件のフィードバック