ご挨拶

ツキシマ

こんにちは、ツキシマです。

今まで使用していたリフレクションフィルターを「SE electronics社のRF-X」に買い直しました。今回は、その理由やレビューなどを、5つの項目に分けてお話ししたいと思います。

目次は、「開封・内容物の確認・リフレクションフィルターとは・設置してみる・RF-Xを書い直した理由・さいごに」です。

ツキシマ

それでは、開封していきたいと思います。

開封

とても大きいパッケージです。

リフレクションフィルター本体です。

小さなダンボール箱の中に、各種書類と付属品が入っています。

ビニールから本体を取り出します。

フィルターを上から見るとこんな感じです。

付属品など、全て取り出しました。

ツキシマ

次は、内容物の確認をしていきたいと思います。

内容物の確認

リフレクションフィルター本体

素材は、外側の通気孔付き複合素材による「パネル・ウール生地層・エアギャップ層・内側の発泡フォーム層」の4層で構成されています。

そしてサイズの割には軽量で、重さは「約2kg」くらいです。今まで使用していたマランツのフィルターは、金属パネルが採用されていて「約3kg」ありました。「約1kg」の差は大きいと思います。

マランツのフィルターのレビュー記事↓

カラーは「黒・赤・白」の3色がラインナップされています。以前は黒を使用していたので、2回目の購入となる今回は白にしてみました。

マウンティングブラケット

マウンティングブラケットは、マイクスタンドとフィルターを固定する金具です。下画像のL字型のブラケットの性能が、今回買い直したいと思った最大の理由です。

取扱説明書・保証書・ステッカー

説明書類、保証書、ステッカー等です。

ツキシマ

次は、リフレクションフィルターの効果についてみていきたいと思います。

リフレクションフィルターとは

「リフレクション」は、反射音のことを云います。(下図参照)

レコーディングをする際に、単一指向性のマイクを使用したとしても、部屋の反射音はどうしても拾ってしまいます。

単一指向性マイク↓

部屋の反射音を少しでも軽減する為に、マイクの後ろに設置するリフレクションフィルターが必要になります。

RF-Xは、マルチレイヤーデザインによって余計な色付けをすることなく、全ての周波数帯域で均等なフィルタリング効果が望めます。

ツキシマ

次はリフレクションフィルターを、マイクスタンドに設置してみたいと思います。

設置してみる

1.マイクスタンドにブラケットを固定する

2.フィルターを装着する

3.マイク用スタンドを設置する

4.完成

ツキシマ

次は、RF-Xを買い直した理由についてみていきたいと思います。

RF-Xを買い直した理由

私は数年前から「RF-X」を使用していて、常にマイクスタンドに設置していました。

ただ半年ほど前から動画投稿を始めたことで、ナレーションをする事が多くなりました。そこで卓上でも使えるリフレクションフィルターは無いものかと思い、マランツのリフレクションフィルターを見つけました。

マランツのフィルターは下の画像のように脚が付いていて、マイクスタンドでも卓上でもどちらでも使えます。これは良いなと思い購入しました。

しかしマランツのリフレクションフィルターを購入後使用してみると、「思い描いていたのとちょっと違うな」と思った事が3つありました。

違うと思ったポイント1
  • マイクスタンドに取り付ける時のフィルターの位置

マイクスタンドにフィルターを固定する時に、マランツのリフレクションフィルターは前後に位置を調整する事が出来ません。

フィルターの装着位置が固定されていて、マイクスタンドのだいぶ前にマイクが前に出てくる感じになり、必然的に立ち位置が後ろになります(下図参照)。これは狭い自宅だと困ります。

対して「RF-X」は、フィルターの位置を前後に調整出来ますので、スペースやマイクの位置に対して無理なく設置出来ます。

また「RF-X」は、フィルターを目一杯後ろにしたり、少し前に出したり、高さも好みに合わせて微調整出来ます。そういった点で見ても、「RF-X」の方が私には合っていました。

違うと思ったポイント2
  • 吸音材の形状

マランツのリフレクションフィルターをスタンドに装着してマイクの前に立ってみたところ、吸音材の形状に目が回ってしまい、少しクラクラしてしまいました。遠近感が狂う感じで、私にはこの形状は合わないみたいです。

違うと思ったポイント3
  • 卓上で使用するには少し大きかった

私のDTM用のデスクでは、マランツのフィルターは大き過ぎました。また、実際にリフレクションフィルターをマイクスタンドに付けたり外したりするのは、重さもあり大変な作業です。

結局はマイクスタンドに設置しっぱなしでしたので、そうなってくるとマランツのフィルターである理由が無くなっていました。そして「重いリフレクションフィルター」というのも、ちょっとマイナスに考えてしまいました。

気になったポイントまとめ
  1. マイクスタンドに取り付ける時のフィルターの位置
  2. 吸音材の形状
  3. 卓上で使用するには少々大きい

ツキシマ

以上のような経緯があり、RF-Xを買い直した感じです。

さいごにまとめ

マランツのリフレクションフィルターはデザインがとてもカッコ良いです。また実際に使用してみたところ、吸音能力はすごく感じました。たまたま私には合わなかっただけで、素晴らしいリフレクションフィルターだと思います。

そして買い直した「RF-X」は、リフレクションフィルターとしてはエントリーモデルですが、軽量でフィルターのポジションも微調整できますので、狭い防音室では重宝します。吸音能力も、問題無いと思いました。

ツキシマ

それでは、最後までご視聴ありがとうございました。

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