ご挨拶
こんにちは、ツキシマです。
今回は、ゲームキャプチャーボードの「AverMedia AVT-C878 PLUS」のレビューをしていきたいと思います。
キャプチャーボードは様々なタイプの製品がありますが、それらの違いなど、4つの項目に分けてみていきたいと思います。
また、今回は「レビュー編」で次回は「実践編」です。
動画の目次です。
それでは、パッケージと内容物の確認から始めていきたいと思います。
パッケージと内容物の確認
パッケージ
正面です。
横です。
裏面です。
内容物
- ゲームキャプチャー本体
- クイックガイド
- Power Director 15 ライセンスカード
- USB2.0ケーブル
- HDMIケーブル
- 3.5mmステレオオーディオケーブル(4極)
次はキャプチャーボードについて、3つの項目に分けてみていきたいと思います。
キャプチャーボードとは
キャプチャーボードとは
キャプチャーボードとは、TVゲーム機などの画面をパソコンに映して、録画やライブ配信が出来る周辺機器です。
パソコンや、スマホの画面をキャプチャーすることも可能です。
ソフトウェアエンコードとハードウェアエンコード
エンコードとは「変換や圧縮」の事を言います。
ゲームやパソコンの画面を録画するために、必要な作業です。
そして、キャプチャーボードのエンコード方式は「2つ」あります。
ソフトウェアエンコード
「パソコンにインストールしたソフトウェアでエンコード処理」をする機器を指します。
この場合、パソコンにかかる負荷が大きいです。
そして「遅延」についてみていきます。
ゲーム機からキャプチャーボードを通った画像を、パソコンのソフトウェアで録画します。
そのためパソコンに映る画面は、遅れが発生します。(下図参照)
ゲーム機とパソコンの間に機器が挟まっていますので、当然と言えば当然です。
遅延が発生すると、ゲームはし辛くなります。
ですが、次にお話しするハードウェアエンコードの機器よりは、ソフトウェアエンコードの機器の方が、幾分遅延は少ないです。
ハードウェアエンコード
今回レビューしている「AVT-878 PLUS」は、ハードウェアエンコードの機器です。
このタイプの機種は、この機器の中でエンコード処理をしますので、パソコンにかかる負荷は少なくなります。
これは大きなメリットになります。
私はノートパソコンを使っていますので、パソコンへの負荷が少ないこのタイプを選びました。(下図参照)
デメリットは、機器の中でエンコード処理をした後に、パソコンのソフトウェアにゲーム画面を映していますので、遅延が大きいです。
エンコードまとめ
- ソフトウェアエンコードは、パソコンにかかる負荷が大きいが「遅延が少ない」。
- ハードウェアエンコードは、パソコンにかかる負荷は小さいが「遅延は大きい」。
パススルー
最近のキャプチャーボードには、たいてい「パススルー機能」が搭載されています。
パススルー機能があると、キャプチャーボードに映像の出力端子が搭載されていて、遅延の無いゲーム画像を別のモニターに出力する事が可能になります。
遅延があるとゲームをまともに操作出来ませんので、必要な機能です。
以上が、キャプチャーボードを選ぶ際に気をつける事の基本になります。
次は、本体各部の確認と使い方をみていきたいと思います。
本体各部の確認と使い方
本体上部には、大きなボタンがあります。
これは、「録画スタートボタン」と「本体の状態を示すランプ」です。
このゲームキャプチャーは、ゲーム機を接続してそのまま録画出来る「単体録画モード」というものがありますので、その時にこのボタンを押して録画の開始と停止をします。(下図参照)
正面右側には、モード切り替えスイッチがあります。
「パソコンに接続するモード・単体録画モード・カードリーダーモード」を選択します。
その隣が、「音量調整ボタン」と「音量状態ランプ」です。
このボタンでは、ヘッドセットからのマイクの音量を調節出来ます。
ランプが赤い場合は、ミュート状態です。
また、ゲームの音量やマイクの音量の細かい設定は、付属のソフトウェアで行う事が出来ます。
私は最初、これに気付かなかったので音量調節のやり方が分からずに、苦労しました。
正面左側には、「パーティーチャット用ボタン」と「ヘッドセット用端子(4極)」があります。
背面右側に、「microSDメモリーカードスロット」があります。
「単体録画モード」で直接録画する時に使用します。
「USB⒉0端子」です。
パソコンに接続したり単体で使う場合は、給電ポートとして機能します。
左側は、「HDMIの入力端子と出力端子」です。
入力にはゲーム機、出力にはモニター画面を接続します。
次は、まとめです。
まとめ
「AVT-878 PLUS」は非常に「軽量・コンパクト」で、邪魔にならないため気に入っています。
初めて購入したキャプチャーボードですので、他の機種との比較は出来ないのですが、USB2.0でパソコンに接続するのは少し驚きました。(USB3.0かと思っていました。)
ただ実際に使用してみたところ、問題は無いようです。
また、Macに対応しているのも購入した理由の1つになります。
そして次回の娯楽堂の動画では、実際にパソコンとゲーム機を接続して、ゲーム画面のキャプチャーをしてみたいと思います。
次回のブログ記事↓
それでは、最後までご視聴ありがとうございました。
“【レビュー編】ハードウェアエンコードのゲームキャプチャーボード AverMedia AVT-C878 PLUSの動画 その1” への2件のフィードバック