ご挨拶

ツキシマ
こんにちは、ツキシマです。
前回の音楽堂では、5インチモニタースピーカーの「SC205」をレビューしました。
レビュー記事↓
引き続き、今回は「eve audio」のサブウーハー「TS107」をレビューしていきたいと思います。

目次は、「内容物の確認、スピーカー各部の確認、ノブの操作と設定できる項目、主な技術仕様、まとめと次回予告」です。


ツキシマ
それでは、内容物の確認からしていきたいと思います。
内容物の確認
- スピーカー本体
- 取扱説明書類
- リモコン
- 電源ケーブル
正規代理店で購入すると、日本語のユーザーガイドも付属します。


ツキシマ
次は、ウーハー本体の各部をみていきたいと思います。

スピーカー各部の確認
正面
サイズ
スピーカーのサイズは7インチです。コーンの部分にはカバーがありません。移動したりするときは、触らないように注意が必要です。

コントロールパネル
スピーカー上部には、コントロールパネルがあります。
システムボリュームノブ
パネルの「上部ノブ(システムボリュームノブ)」は、システム全体(サテライトスピーカーも含めたボリュームコントロールとフィルター)の設定を行うことができます。操作方法は、あとで見ていきます。

リモコン受光部
真ん中にある黒い部分は「リモコンの受光部」です。

サブウーハーボリュームノブ
下のノブは、サブウーハーだけのボリュームを操作するノブです。

背面
入出力端子
背面には入出力端子類があります。

主に使用するのは、下段部分の入出力端子です。

サブウーハーの接続方法
サブウーハーを使用する場合、オーディオインターフェイスの出力からXLRケーブルを使用して、ウーハーの「L in」「R in」に接続します。

次に「L Out」「R Out」より、メインスピーカー(SC205)へ接続するカタチになります。

ディップスイッチ
背面の右上に、ディップスイッチがあります。4つ項目があり、「フィルターロック」「ボリュームロック」「自動オンオフ設定」「最大入力設定」を設定することが出来ます。
私は自由に設定が動かせるように、全部オフの状態で使用していました。

その他
背面の右下は「電源スイッチ」と「電源ケーブル接続端子」です。

底面
パッシブ・ラジエーター
ウーハーの底面には、パッシブ・ラジエーターを装備しています。そのためにバスレフポートはありません。ここも傷付けないように注意が必要です。

パッシブ・ラジエータユニットは、スピーカーユニットから電磁気回路を取り除いたもので、一定の周波数で共振し、主に低音域の増幅・補強を行うことで迫力のある重低音を表現できます。

ツキシマ
次は、ノブの操作と設定できる項目をみていきたいと思います。
ノブの操作と設定できる項目
電源投入
ウーハーの電源を入れます。ノブの周りのLEDが順番に光ります。これで起動しました。


ボリューム操作
システム全体
ウーハーを起動した状態で一番上のノブ(システムボリュームノブ)を回すと、システム全体の音量を変えることができます。LEDの点灯状態でボリュームの位置がわかるようになっています。

私の場合だと、サテライトスピーカーは「SC205」になります。スピーカーのボリューム位置は「SC205」もサブウーハーも「0dB」の位置に設定して、私は使用していました。

紛らわしいのですが、説明書によると「0dB」は実際には「-10dB」になっているようです。

サブウーハーのボリューム操作
一番下にある「サブウーハーボリューム」というノブは、サブウーハーのボリュームのみを操作できます。そして、このノブを押すことによって、サブウーハーをミュートすることができます。

サテライトフィルター
一番上の「システムボリュームノブ」を押し込むと、セッティングメニューに入ることができます。「サテライトフィルター」は、サテライトスピーカー(SC205)の「80Hz」以下をカットするハイパスフィルターです。「70Hz」と「60Hz」も選択できますが、説明書によると「80Hz」が推奨です。

サブウーハーフィルター
サブウーハーフィルターは、サブウーハーの周波数上限をセットするローパスフィルターです。これも「80Hz」が推奨されています。ノブを操作することによってフィルターの位置を動かすことができます。

サブフェイズ
サブウーハーの位相を反転する設定ができます。この機能がオンの場合はLEDランプが点灯します。

LEDモード
ノブの周りのLEDの光り方を選択することができます。4種類選択することが可能ですので好みで選べます。
- 明るく光る円形表示形式
- 明るく光る点表示形式
- 薄く光る円形表示形式
- 薄く光る点表示形式

以上がノブの操作と設定できる項目になります。また、設定した項目は電源を切っても記憶されます。

ツキシマ
次は、主な技術仕様についてみていきたいと思います。

主な技術仕様
項目 | データ |
---|---|
スピーカー | 7インチ サブウーハー |
再生周波数帯域 | 33Hz – 150Hz |
最大SPL | 102dB |
アンプ部出力 | 100W |
入力端子 | XLR IN (各LR、LFE)、XLR OUT (各LR、LFE) |
寸法 | 幅230 x 高さ355 x 奥行き300(mm) |
重量 | 8.2kg |


ツキシマ
次は、まとめと次回予告です。
まとめと次回予告
まとめ
「eve audio」のモニタースピーカーは、先進的で未来的な感じがすると私は思っています。長く使用してみて感じたのは、DSP回路を搭載しているために音も正確に再生されていて、良い意味で「癖が無い」という印象でした。

私は色々あってこれからは「GENELEC」のスピーカーを使用していきますが、「eve audio」のスピーカーも素晴らしい機能と性能を持ったモニタースピーカーだと思います。
レビュー記事↓
次回予告
今年もブラックフライデーがあり、私もいくつかのDTM用のプラグインを購入しました。次回の音楽堂では、備忘録も兼ねて、購入したものを簡単に紹介とレビューをしたいと思います。
また次回の動画やブログ記事を観て頂けたら嬉しいです。

次回のブログ記事↓

ツキシマ
それでは、最後までご視聴ありがとうございました。

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