ご挨拶
こんにちは、ツキシマです。
現在、エレキベース用のギグバッグが私の手元に3つありますので、今回は比較をしてみたいと思います。
比較するのは、「MONO」の2種類と「Fender」のエレキベース用ギグバッグです。
(参考)MONO M80 VERTIGOレビュー記事↓
(参考)MONO M80 CLASSICのレビュー記事↓
(参考)FENDER Bass Gig Bagのレビュー記事↓
動画の目次です。
「ギグバッグ各部の比較・サイズと重さの比較・まとめです。」
それでは、ギグバッグ各部を比較していきたいと思います。
ギグバッグ各部の比較
外装
VertigoとClassicは色やデザインに違いはありますが、どちらもしっかりと編み込まれた硬めの生地です。
Fenderの方は「耐摩耗性・対撥水性」に優れる1680デニールの、上質なオックスフォード生地です。
外装は、3機種とも良い生地だと思います。
ネックサポート
Vertigoのネックサポートは、閉じた時に挟み込んでネックを固定します。
ネックをサポートする長さもあり、良いと思います。
Classicのネックサポートは、3機種の中で一番良く安心感もあります。
マジックテープの付いたバンドで、ネックをしっかりと固定します。
太いネックや細いネックにも、十分に対応可能です。
Fenderのネックサポートはサイズが小さくて素材も柔らかく、ネックを上から固定する装備もないので心許ないです。
実際にベースを置いてみた感じです。
底面クッション
底面のクッションは、Vertigoが抜群に良いです。
「大きさ・厚さ」において、一番だと思います。
Classicのクッションも硬さはありますので、縦に置いたときに効果はありますが、もう少し大きくても良いと思います。
Fenderのクッションはしっかりしたものが装備されていますが、底面の角の部分をガードするように配置されています。
ギグバッグを立てかけることもあると想定すると、底面の中央部分にもクッションを付けて欲しかったです。
ストラップ
ストラップは、3機種ともしっかりしたものが装備されています。
その中で、Classicは1つアドバンテージがあります。
それは、ストラップを収納できることです。
自宅で保管しておくときに嵩張らないので良い機能です。
小物入れ
Vertigoの小物入れは開口部が小さくてマチも少なく、3機種の中では一番収納力が低いです。
Classicの開口部は大きいのですが、こちらもマチが少ないので、ペダルエフェクターなどの厚みがあるものを複数入れるのは難しいと思います。
Fenderの小物入れも、Classicと同じく開口部は大きいです。
マチも多少ありますので、2つくらいペダルエフェクターを入れることが出来そうです。
ただこちらもマチがそんなにある訳ではないので、楽譜やケーブルなどを収納するのが無難だと思います。
オプションケース
VertigoとClassicは、別売りの「GUITAR TICK V2」というケースを外付けで使用することが出来ます。
このオプションケースは、それなりに厚く収納力もあります。
ペダルエフェクターなどは、3個くらい入れられると思います。
私は、「HX STOMP」というマルチエフェクターを入れて使用しています。
Fenderのギグバッグには、取り外し可能な小さい小物ケースが付属しています。
これは本当に「小物入れ」といった感じで、ペダルエフェクター1個分くらいだと思います。
ベースを入れた感じ
各ギグバッグにベースを入れた感じをみていきたいと思います。
Veltigoは、ギグバッグを立てて入れます。
これは、場所を取ることもなく便利です。
ClassicとFenderは、ギグバッグを寝かせて収納します。
次は、サイズと重さをみていきたいと思います。
サイズと重さの比較
外寸
MONO M80 VERTIGO | MONO M80 CLASSIC | FENDER Bass Gig Bag | |
---|---|---|---|
全長 | 約128cm | 約129cm | 約123cm |
ボディ下部幅 | 約44cm | 約43cm | 約38cm |
ボディ上部幅 | 約36cm | 約34cm | 約37cm |
ヘッド部幅 | 約23cm | 約21cm | 約20cm |
厚み | 約10cm | 約10cm | 約9cm |
重さ | 2.625kg | 2.850kg | 1.945kg |
内寸
MONO M80 VERTIGO | MONO M80 CLASSIC | FENDER Bass Gig Bag | |
---|---|---|---|
全長 | 約121cm | 約122cm | 約118cm |
ボディ下部幅 | 約36cm | 約37cm | 約34cm |
ボディ上部幅 | 約31cm | 約32cm | 約26cm |
ヘッド部幅 | 約16cm | 約16cm | 約16cm |
厚み | 約6cm | 約8cm | 約6cm |
次は、まとめです。
まとめ
どのギグバッグも特徴があり、良いものです。
その中でも「Vertigo」は、最も安全性と実用性に優れているギグバッグだと私は思います。
外に持ち出すことを考えても、ケース自体が「セミハード」と言っても良いくらいしっかりしていて、底面のラバーソールも大きいために安心できます。
唯一の欠点は、価格が高いことだと思います。
M80 ClassicもVeltigoと同じように、価格の高いギグバッグです。
旧モデルになりますが、ボディーの大きいベースを使用している場合に、選択するのは有りだと思います。
サイズの数値的にはVertigoとあまり違いは無いように見えますが、実際にプレベを入れてみたところ、ボディー部分にだいぶ余裕がありました。
そして価格や使い勝手、デザインのバランスが良いのは、フェンダーのギグバッグだと思います。
ただ今現在、販売が終了してしまっているようなので残念です。
このギグバッグは、復活しても良いと思います。
それでは、最後までご視聴ありがとうございました。