ご挨拶
こんにちは、ツキシマです。
「ZOOM H1n」のレビュー3回目の動画です。
今回は、ハンディーレコーダーの「ZOOM H1n」を「オーディオインターフェイスモード」でパソコンに接続して、「USBマイク」として使用する方法を見ていきたいと思います。
動画の目次です。
今回の動画では、3つの項目に分けてお話ししていきます。
それではまず、パソコンと「H1n」を接続していきます。
オーディオインターフェイスとして接続する
パソコンと接続して「H1n」の電源を入れる
USBケーブルを使って、パソコンと「H1n」を接続します。
次に、「H1n」の電源を入れます。
パソコンにUSBケーブルで接続した状態で「H1n」の電源を入れると、「オーディオインターフェイス」もしくは「カードリーダー」として認識するのかを選択する画面が開きます。
カードリーダーを選択した場合は、録音した素材をパソコンに取り込む為のモードになります。
ここでは、「オーディオI/F」を選択します。
OSの選択
「Windowsパソコン」か「Mac」に繋いだ場合は、「PC/Mac」を選択します。
iPhoneやiPadの場合は「iOS」を選択します。
今回は、「PC/Mac」を選択します。
電源を選ぶ
基本的に、パソコンに接続した場合は「バスパワー」を選択で大丈夫です。
その後、「H1n」のディスプレイに「USB AUDIO I/F」と表示されれば成功です。
オーディオインターフェイスとして機能しています。
そして、話をするとインジケーターが反応しています。
これは、「H1n」のマイクが生きていて、音がパソコンに取り込まれている事を意味しています。
ダイレクトモニターを設定する
「ダイレクトモニター」も設定できます。
基本的に、これは「オン」にしておいて下さい。
「H1n」からモニタリングするときに、遅延を回避できます。
理由を説明すると長くなりますので今回は割愛します。
ダイレクトモニターの確認方法として、「OPTION」ボタンを押すとディスプレイ表示が変化します。(下図参照)
一番左の表示が「DIRECT / ON」となっていれば、ダイレクトモニターが設定されています。
もし「OFF」になっている場合は、「OPTION」を押しながら「AUDIO」ボタンを押す事で設定を変更出来ます。
以上で、オーディオインターフェイスとして使用する準備は完了です。
次はパソコンの画面で、ソフト毎に「H1n」をUSBマイクとして使用する手順を見ていきたいと思います。
USBマイクとして使用する
「H1n」をオーディオインターフェイスとしてパソコンに接続すると、先程も確認しましたが、既に「H1n」のディスプレイで入力ゲージが動いていると思います。
これはもう「USBマイク」として機能していることを現しています。
ですので、このあと行う事は、パソコンのソフトウェア、例えばWeb会議ソフトの「ZOOM」や「Skype」「DAW」などで、オーディオインターフェイスとして設定して、マイクの入力ゲインを設定するだけです。
会議ソフトZOOMの場合
「ZOOM」を立ち上げました。
「ZOOM」で「H1n」を使用する為の設定は、右上にある歯車のアイコンをクリックします。
左のリストの中の3つ目に「オーディオ」があります。
クリックすると、スピーカーとマイクを設定する画面が開きます。
現在のところ、既に「H1n」は設定されている状態になっています。
スピーカーは下図の矢印の位置で選べます。
「H1n」を選択していると、「H1n」のスピーカーから音が出る形になります。
そして、マイクの欄を確認します。
これも「H1n」が現在設定されている状態です。
私が今喋っている声に反応して、入力レベルのバーが動いています。
このページでそれぞれ設定してあげる事で、「H1n」を使う事が出来ます。
Skypeの場合
「Skype」で「H1n」を設定する場合は、左上の[…]「その他」の所をクリックします。
ここから「設定」を選びます。
表示されたリストの中から「音声 / ビデオ」を選択します。
ここで下の方に行くと、マイクを選択する画面が現れます。
現在「既定の通信デバイス」が指定されています。
「H1n」にはなっていませんので、ここをクリックします。
マイク(H Series Stereo Track USB Audio)を選択します。
これで切り替わりました。
いま「H1n」は私の近くにあるのですが、私が喋っている声に反応してインジケーターが動いています。
これで設定が出来たカタチになります。
DAWの場合
ここでは「Studio One」を例にとって見ていきます。
「H1n」を認識させるには、環境設定の中の「オーディオ設定」をクリックします。
上のバーの「Studio One」をクリックします。
リストの一番下に「オプション」というところがありますのでこれをクリックします。
上のタブの中に「オーディオ設定」という項目がありますのでクリックします。
「オーディオデバイス」という所で、接続しているオーディオインターフェイスを選択します。
ここに「H1n」は表示されていません。
隣の「コントロールパネル」をクリックすると、「オプション」で「ヘッドホン H Series 」、「レコーディングデバイス」「H Series」という事で既に「H1n」が選択されている状態になっています。
ここには「Windows Audio」と表示されていますが、これは「H1n」が選択されている事を示しているようです。
トラックを1つ作成してみます。
「H1n」はステレオなのでステレオトラックを作ります。
「REC」ボタンを押します。
いま私の手元に「H1n」が置いてあります。
私が喋っている声に反応してインジケーターが動いていますので、正常に作動している事を現しています。
試しに録音してみたいと思います。
波形の表示は小さいのですが、正常に録音は出来ています。
「H1n」をパソコンから取り外す場合
まず、パソコンのソフトウェアを終了して閉じます。
次に「H1n」の停止ボタンを押します。
表示が変わります。
「EXIT」の表示が現れますので押します。
「終了」か「キャンセル」を選ぶ事が出来ますので、「終了」を選択して「決定」します。
これで通常のモードになりましたので、パソコンから取り外せます。
ちなみに「H5」でも同様な事は出来ますし、さらに違うマイクを接続したりなど、より高度な事が可能です。
H5の開封レビュー記事↓
さいごに
3回に渡って「H1n」の機能を見てきました。
価格やサイズからは想像できない程の、たくさんの事が出来るハンディーレコーダーです。
実は、次回第4回目もありますのでまた見に来て頂けたら嬉しいです。
次回のブログ記事↓
それでは、最後までご覧頂きありがとうございました。
“USBマイクとして使う。「ZOOM H1n」のオーディオインターフェイスとしての使い方。【#3 ハンディーレコーダー/ZOOM/skype/テレワーク/ミーティング】” への2件のフィードバック