ご挨拶
こんにちは、ツキシマです。
今回は、2020年ブラックフライデーで私が買ったものをまとめてご紹介したいと思います。
もちろん音楽堂ですので、DTM関係のアイテムです。
動画の目次です。
今回の動画では4つの項目に分けてお話していきます。
まずはDAWのアップグレードをしましたので、そこから行ってみたいと思います。
DAWのアップグレード
DAWを2つアップグレードしました。
Studio One 5 Professional
まず1つ目は、これからメインで使っていきたいと思っているDAWの「Studio One」です。
私は今まで、8年くらい「Pro Tools」を使用して楽曲の制作やミックスをしてきました。
近年「サブスクリプション版」というものに移行して使用料が高くなってしまいましたので、残念ながら今年いっぱいで使い続ける事を断念しました。
下の画像はサブスクリプションの料金です。
DAWに毎年2万5千円くらい支払うのは「キツい」というか、個人では無理です。
他にもっと低価格なDAWはたくさんあります。
今までは、年間1万1千円ぐらいでしたので更新を続けていました。
また、DAWを移行するのはいいのですが、今まで制作した楽曲や、制作途中の「Pro Tools」形式のファイルをどうするのかが最近の悩みです。
「Studio One」に話を戻すと、今年の6月頃にバージョンが「5」にアップグレードされました。
※実際にリリースされたのは7月でした
私はきっとブラックフライデーに割引セールをすると思っていたので、すぐには購入せずに待っていました。
思った通り30%オフになりましたのでこのタイミングで購入しました。
ちなみに「3」から「4」にアップグレードされた時もブラックフラーデーで割引していましたので、「Studio One」ユーザーの方は覚えておくと、お得だと思います。
Ableton Live
もう1つは「Live11」です。
と言っても「Live11」は来年発売予定のバージョンですが、今現行の「Live10」を新規購入、もしくはアップグレードを購入しておくと20%オフで購入できて、さらに無料で同じグレードの「Live11」をゲットする事が出来ます。
私は「Live 10 Standard」を持っていたのですが、この機会に「Live」最上位版の「Live 10 Suite」のアップグレードを購入しました。
これで「Live11 Suite」がリリースされたら無料でダウンロードして使う事が出来ます。
「Live」は舞台音響をしていた時期に使用していました。
楽曲の制作では使用した事は無いのであまり使い方はわからないのですが、今後「Live」を勉強してやってみたい企画もありますのでこの機会に入手しました。
次は、購入したプラグインです。
購入したエフェクトプラグイン
Sonnox Oxford Inflator Native
まず1つ目は、「Sonnox Oxford Inflator Native」です。
ついに「Sonnox」のプラグインに手を出してしまった!という感じです。
高価なプラグインなので今までは見ないようにしていましたが、今回とても安くなっていたので購入してしまいました。
Inflatorの主な機能
この「Inflator」というプラグインは、基本的にはリミッターのように使います。
そして、「CURVE」というコントロールがあって、ここで真空管のような暖かみを加える事が出来るのが特徴です。
いわゆる「サチュレーション」です。
このプラグインは、少し使ってみただけですがレギュラー入り確定しました。
「OUTPUT」の機能が抜群で、まだ細かく検証していないのですが、指定したデシベルでピッタリとリミットしてくれます。
指定したデシベルを僅かですが超えてしまうプラグインもありますので、さすがプロ御用達だなと思いました。
これは今後BUSトラックには必ず使うことになります。
買ってよかったです。
今回動画ではマスタートラックに挿入してみました。
少しだけ使ってみます。
動画内「04:17 」より「Inflator」を通したドラムの音を確認できます。
- アウトプットを「-1dB」に設定して再生
- サチュレーション効果を加えて再生
Sonnox Oxford TransMod Native
2つ目のプラグインは、「Sonnox Oxford TransMod Native」です。
このプラグインはセールの終了ギリギリまで買うかどうか悩みましたが、「Inflator」があまりにも良いプラグインだったので購入しました。
TransModの主な機能
「TransMod」は音源の「トランジェント」を調整する事ができるプラグインです。
主にドラムなどの、パーカッションのアタックを強調したりソフトにする事ができます。
上手く使いこなせば、このプラグインもとても有用だと思います。
ちなみに、ギリギリまで購入を迷った理由は、トランジェントをコントロールできるプラグインを既に持っているからです。
それがこの「Transient Designer」です。
このプラグインは、「アタック」と「サスティーン」をいじるだけですので、こちらの方が使い易いかなと思います。
そのうち使い比べてみたいです。
少しだけ「TransMod」を使ってみたいと思います。
動画内「06:28」より「TransMod」を通したドラムの音を聴けます。
- 「RATIO」を操作してアタックを強くしたり弱くする様子を確認できます。
CLA EchoSphere
3つ目のプラグインは、Waves社の「CLA EchoSphere」です。
これは購入したのではなくて、ほぼ毎年恒例になっているWavesのブラックフライデープラグインの無料プレゼントで頂いたプラグインです。
ツキシマブログ別館の方でも記事にしましたが、ブラックフライデー期間中に専用ページにメールアドレスを登録すると貰えます。
CLA EchoSphereの主な機能
「CLA EchoSphere」は、エンジニアのChris Lord-Alge氏がWavesと開発したスラップ・ディレイとプレート・リバーブのプラグインです。
動画内「07:57」よりデフォルト状態でドラムトラックに合わせた音を確認できます。
基本的にはプレートリバーブですので、ボーカルトラック等にかけるのが良いかと思います。
CLA Epic
4つ目のプラグインは、Waves社の「CLA Epic」です。
これもChris Lord-Alge氏のスタジオで、彼が使用しているお気に入りの4つのディレイとリバーブをモデリングしたプラグインです。
イントロセールの安さに負けて購入してしまいました。
CLA Epicの主な機能
まだ公式の紹介動画を見ただけですが、「SLAP、THROW、TAPE、CROWD」という4つのディレイと「PLATE、ROOM、HALL、SPACE」の4つのリバーブを自由に組み合わせてシンプルに使う事ができるそうです。
動画内「08:50」よりデフォルト状態でドラムトラックに合わせた音を確認できます。
購入したMIDIフレーズ
今回購入したのは、「TOONTRACK」社が販売している「EZ Keys」の演奏データです。
「EZ Keys」はピアノ/キーボード音源なのですが、プロの演奏したMIDIデータを取り込んで演奏させる事が出来るソフトウェアです。
鍵盤楽器が全然弾けない自分にとっては、なくてはならない音源とMIDIデータです。
2つ購入しました。
購入したのは「Americana EZkeys MIDI」と「Emotional Ballads EZkeys MIDI」というパックです。
どちらもブラックフライデーセールで大幅に安くなっていました。
セール対象はこの2つだけだったので、即買いしました。
気が付いてみると、このMIDIパックを集める事が趣味になっていたりします。
動画内「09:57」よりMIDIフレーズの選び方とドラッグ&ドロップしてトラックに貼り付けています。
まとめと次回予告
購入したものの数は少ないのですが、まとめてみると結構な出費になりました。
Waves社のプラグインは既にかなりの数を持っているので、「今年は買わないぞ」と思うのですが、結局、2つ3つ増えていってしまいます。
でも、せっかく手に入れたプラグインですので研究して使いこなしていきたいと思います。
また、次回の動画ですが、そのWaves社よりなんともラッキーなメールが来て、さらにWavesのプラグインを1つ購入することになりました。
次回はその辺のお話をしてみたいと思います。
それでは最後までご視聴ありがとうございました。
“2020年ブラックフライデーで買ったものを紹介する動画【DTM/DAW/Waves/SONNOX/Studio One/Ableton Live/TOONTRACK】” への1件のフィードバック