ご挨拶

ツキシマ
こんにちは、ツキシマです。
今回は、SOUNDPEATS社の完全ワイヤレスイヤホン「CAPSULE3 PRO」を提供して頂きましたので、レビューをしていきたいと思います。

このイヤホンは、なんと2023年の「VGP金賞(Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン/ノイズキャンセリング)(8千円以上1万円未満)」を受賞したイヤホンです。
パッケージ左上に受賞のステッカーが貼ってあります。↓

最近の1万円以下で購入できる完全ワイヤレスイヤホンは、実用するのに充分な機能を備えているコストパフォーマンスの良い製品がとても多いです。「CAPSULE3 PRO」は、どのような機能を備えているのかとても楽しみです。

ツキシマ
それでは、開封して内容物を確認していきたいと思います。
開封と内容物の確認
開封
パッケージは、透明なフィルムに包まれています。

中の箱を引き出します。

フタを開けると、クイックスタートガイドが入っています。もちろん、日本語にも対応しています。

緩衝材を取ると、保護フィルムに包まれた充電ケースが収納されています。

パッケージ上部の小さい箱の中には、USBケーブルとサイズの違うイヤーピースが入っています。

パッケージの底には、各国の言語に対応した取扱説明書が入っています。

内容物の確認
- SOUNDPEATS Capsule3 Pro本体と充電ケース
- USB-A to USB Type-C
- イヤーピース3サイズ(S/M/L)
- 取扱説明書


ツキシマ
次は、本体や付属品を細かくみていきたいと思います。
付属品の確認
充電ケース
ケース正面
充電ケースは、マットな艶消し仕上げです。

ケース正面の中央部分には、インジケーターが装備されています。インジケーターの色や点灯・点滅で、現在のステータスを確認することが出来ます。チェック出来るステータスは、以下の通りです。(取扱説明書にも記載されています)
充電ケースのバッテリー残量表示 | インジケーター |
---|---|
100%〜50% | 緑で点灯 |
49%〜10% | 黄色で点灯 |
10%未満 | 赤で点灯 |
ケースが充電中のバッテリー残量表示 | インジケーター |
---|---|
0%〜20% | 赤でゆっくり点滅 |
21%〜69% | 黄色でゆっくり点滅 |
70%〜99% | 緑でゆっくり点滅 |
100% | 緑で長く点灯 |
ケース裏面
ケース裏面のヒンジ部分には、メーカーロゴがあります。ロゴはピンクゴールドで、高級感があると思います。

ケース底面
ケース底面には充電用の「USB Type-C」端子があります。端子の周りの金属パーツもピンクゴールドになっていてお洒落です。またこのケースは、ワイヤレス充電には対応していません。
USB端子の隣には、ペアリングとイヤホンをリセットしたい時に使用するボタンがあります。

ケース比較
AppleのAirPods Pro(エレコムケース付き)と、AVIOTのTE-D01v(2022年VGP金賞)とサイズ比較をしてみたいと思います。

AVIOT / TE-D01v | SOUNDPEATS / CAPSUL3 PRO | Apple / AirPods Pro(ケースあり) | |
---|---|---|---|
縦 | 約3.5mm | 約4.8mm | 約6.3mm |
横 | 約5.8mm | 約6.6mm | 約4.9mm |
厚み | 約3.3mm | 約3.5mm | 約2.9mm |
重さ | 約46g | 約48g | 約75g |
充電ケースの感想
「CAPSULE3 PRO」のケースは、黒くシックなデザインで良いと思います。また、同じような質感の「AVIOT/TE-D01v」のケースは、約1年間使用したところ、結構傷がつきました。

開封レビュー記事↓
社外品になると思うのですが、「CAPSULE3 PRO」に対応したシリコンの保護ケースが販売されていますので、装着した方が良いと思います。
USBケーブル
付属するケーブルは、「USB-A to USB Type-C」です。長さは、端子も含めて「約18.5cm」です。両端子とも「Type-C端子」のケーブルが付属すると良かったかなと思います。

イヤーピース
「S/M/L」の3種類のイヤーピースが付属します。好みに合わせて付け替えて使用することが出来ます。


ツキシマ
次は、イヤホン本体をチェックしていきたいと思います。

イヤホン本体の確認と主な特徴
外観の確認
充電ケースのフタを開けると、イヤホンが入っています。

イヤホンを取り出した充電ケースは、下画像のような感じです。左右を間違えると、収納は出来ないデザインになっています。

イヤホンには、絶縁シールが貼られていました。このシールを取り外すと、使用を開始することが出来ます。

イヤホンは、下画像のような形をしています。黒いボディーにピンクゴールドのデザインが施されています。

イヤーピースは、「Mサイズ」が最初からセットされています。

イヤホン上部に、マイクが装備されています。

イヤホンを3機種並べてみました。「CAPSULE3 PRO」と「AirPods Pro」は殆ど同じサイズです。「AVIOT」のみ、豆型でスティックの無いタイプです。

ドライバー
イヤホンの性能を決定するドライバーは、12mmのバイオセルロース製のダイナミックドライバーを装備しています。

ノイズキャンセリングと高音質の両立を目指した「SOUNDPEATS」専用設計です。ドライバーの口径は大きいほど低音を良く再生可能です。

また、「LDACコーデック」対応で、再生可能周波数は「20Hz〜40kHz」を実現しています。いわゆる、ハイレゾ音源にも対応しています。

LDACとは、Bluetoothで音声の伝送に用いられる圧縮符号化方式(コーデック)の一つ。ソニーが開発したもので、ハイレゾ音源を高品質なままワイヤレスで再生することができるとされる。
引用元:IT用語辞典

ツキシマ
「40kHz」まで再生可能なのは、凄いと思います。

ノイズキャンセリング
イヤホンに装備された集音用マイクを使用して、最大43dBのノイズ低減効果を持ちます。もちろん、外音取り込みモードも搭載しています。スマホの専用アプリを使用して設定できます。(後述あり)

再生時間
イヤホン単体で約8時間の連続再生が可能です。充電ケースを併用すると約52時間の音楽再生が可能です。「Apple/AirPods Pro(第1世代)」と、「AVIOT/TE-D01v」との充電時間の比較は以下のようになります。
AVIOT / TE-D01v | SOUNDPEATS / CAPSUL3 PRO | Apple / AirPods Pro(第1世代) | |
---|---|---|---|
連続再生 | 18時間 | 8時間 | 3.5時間 |
充電ケース併用 | 60時間 | 52時間 | 24時間 |
イヤホンの操作方法
イヤホンをタップすることで、様々な操作を行えます。


ツキシマ
次は、スマホとのペアリング方法をみていきたいと思います。
ペアリング方法
Step1・スマホのBluetooth設定画面を開く

Step2・充電ケースのフタを開けた状態で、底面にあるボタンを3秒間長押しする(インジケーターが白く点滅したらペアリングモード)

Step3・スマホのBluetoothのリストに「CAPSULE3 PRO」が表示されたら選択する

以上でペアリングは完了します。
ちなみに「CAPSULE3 PRO」は、マルチポイント(複数の端末に同時に接続できる機能)は非搭載です。私の持つイヤホンの中では「AVIOT/TE-D01v」がマルチポイントに対応しています。

ツキシマ
次は、専用アプリをみていきたいと思います。

専用アプリ
「CAPSULE3 PRO」は、「SOUNDPEATS」という専用アプリが用意されていて、無料でダウンロードして使用することが出来ます。(会員登録が必要です)

アプリで設定できる機能は以下の通りです。
- ソフトウェアアップデート
- ボリュームコントロール
- イコライザー設定(プリセットあり)
- ノイズキャンセリング設定
- ゲームモード切り替え
- タッチキーのワンクリック操作のオンオフ
また、専用アプリで設定を変えると英語でアナウンスが入ります。
アプリの使い方は、見れば分かる感じです。


ツキシマ
次は、数日間使用してみた感想です。
使用してみた感想
数日間、iPhoneと接続して「CAPSULE3 PRO」を使用してみました。

「CAPSULE3 PRO」は再生可能周波数が高い(40kHz)ために、高音の伸びと空気感がとても良いと思います。透き通っている感じを受けました。
また、高音に比べると低音が少し弱い感じがしますが、そこはアプリを使用してイコライジング出来ますので問題はありません。

またイコライザーのプリセットも、ジャンルごとに一通り用意されています。

プリセットを全て試してみたところ、「ポップ」が良い感じだと私は思いました。高音がナチュラルで、低音が程よく強調されます。ANCモード(ノイズキャンセリング)も併用すれば、音楽に没入できると思います
「CAPSULE3 PRO」は、使い慣れてしまえば、ノイズキャンセリング機能も音質も充分な機能を備えた完全ワイヤレスイヤホンであると思います。
また、通話に使用してみたところ、「以前(AirPods Pro)より音がクリアに良く聞こえる」という意見がありました。マイクの性能も、良いようです。
そして、使用していて唯一気になったのは、イヤホンを充電ケースから出し入れする時に、スティック部分を逆にする必要がありますので、慣れるまでに時間がかかりました。

- 再生可能周波数が高い(40kHz)ために、高音の伸びと空気感がとても良い
- アプリを使用してイコライジングが可能
- イコライザーのプリセットは、ジャンルごとに一通り用意されている
- ノイズキャンセリングもしっかりと機能する
- マイクの性能が良い
- イヤホンを出し入れする時の向きに慣れが必要

ツキシマ
次は、まとめです。
まとめ
「CAPSULE3 PRO」は、イヤホン本体で通話や音楽再生などを操作できますし、アプリを使用して音質などの細かな設定も可能です。さらにLDACコーデックに対応しているために、ハイレゾ音源を楽しむことも出来ます。
一万円以内で購入することが出来る完全ワイヤレスイヤホンを探す場合は、ファーストチョイスとして考えて良いものだと、私は思いました。

ツキシマ
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
