![【DTM】fabfilter Pro-Q3のレビューvol.2。アナライザー機能の使い方。【イコライザー】](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/サムネイル2.0001-1024x576.jpg)
ご挨拶
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こんにちは、ツキシマです。
「fabfilter Pro-Q3」のレビュー第2回目です。
前回では、基本的なイコライザーとしてのレビューと使い方をみましたが、今回はアナライザー機能について迫っていきたいと思います。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/1-8-1024x576.jpg)
動画の目次です。
アナライザー機能、フリーズ機能、スペクトラム表示、マスキング機能、最後にまとめと次回予告です。
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それでは、「Pro-Q3」のアナライザーとしての機能をみていきたいと思います。
アナライザー機能
私はミックス時の各トラックの音を整える時に「Pro-Q3」のアナライザー機能を使用しています。
グラフが見易いのとフリーズ機能で周波数を表示してくれますので、イコライジングポイントが探しやすいのが魅力です。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/2-8-1024x576.jpg)
ただ、アナライズ専門のプラグインではありませんので、「RMS表示」などはありません。
あくまで音源のピークを確認できる機能になります。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/3-7-1024x542.jpg)
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次はフリーズ機能についてみていきたいと思います。
フリーズ機能
フリーズ機能
フリーズ機能とは音源を再生している間の周波数のピークをホールド表示する機能です。
使い方は右下の「Analyzer」の隣の「Pre+Post」をクリックし、表示されたメニューの中の「氷のアイコン」をクリックするとホールドするモードになります。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/4-7-1024x538.jpg)
音源を再生してみると、グラフが下に下がらずに一番音が多き場所でホールドされます。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/5-7-1024x539.jpg)
そして、ホールド状態で周波数の部分にマウスのカーソルを移動させると下の画像のようにピーク部分の周波数を表示してくれます。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/6-7-1024x537.jpg)
また、この状態で左下の「鍵盤のアイコン」をクリックすると鍵盤が表示され、ピーク部分の音階を表示することも可能です。
これらの機能は周波数を確認する上でとても便利です。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/7-7-1024x538.jpg)
ただ、別のトラックの「Pro-Q3」を表示してしまうと(黄色い)ピーク表示は消えてしまう仕様なので、見比べたい場合はスクリーンショットしておくなどの方法が必要になります。
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3575GG+ADAWXM+50+2HCB1D)
スペクトラムグラブ
スペクトラムグラブは普通のアナライザーとフリーズが合わさった機能です。
設定方法はメニューの左から2つ目のアイコンをクリックします。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/8-7-1024x538.jpg)
音源を再生すると、リアルタイムでピーク部分の周波数が表示されます。
カーソルを持っていくとその瞬間のピークの周波数を教えてくれます。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/9-7-1024x538.jpg)
動画内チャプター「01:11 フリーズ機能」で実際の動きを確認することができます。
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次はスペクトラム表示についてみていきたいと思います。
スペクトラム表示
スペクトラム表示も設定で変更を加えることが出来ます。
プリ/ポスト
表示を「プリ(イコライジング前)」と「ポスト(イコライジング後)」のどちらかを選択もしくは両方表示することもできます。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/10-7-1024x537.jpg)
その他の表示
その他の細かい設定として「Renge」で表示する幅、「Resolution」でアナライザーの解像度、「Speed」でアナライザーの反応速度、「Tilt」で低音域の表示範囲を変えることが出来ます。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/11-6-1024x576.jpg)
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次はマスキング機能の設定や使い方をみていきたいと思います。
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3575GG+ACPHBU+2HOM+5YRHD)
マスキング機能
「Pro-Q3」にはどの周波数帯域に音が多く集まっているか教えてくれる機能があります。
マスキングにつきましてはイコライザーの使い方第4回でお話ししました。
同じ周波数帯域のトラック間による被りのことです。
イコライザーの使い方第4回のブログ記事↓
具体的に言うと、ドラムの「キック」や「ベース」の周波数帯域などです。
2つの音源の周波数を並べてみると、ほぼ同じ特性を持っています。
同時に再生すると「マスキング」という効果が現れて音が聞き取り辛くなります。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/12-6-1024x576.jpg)
マスキング機能を使うには「ドラム」と「ベース」のトラックに「Pro-Q3」を挿入します。
基本的にはそれだけです。
「Analyzer」のメニューを表示すると「ベース」のトラックが表示されていますので選択して音源を再生します。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/13-6-1024x538.jpg)
赤く表示されている周波数付近に被りが発生してマスキング現象が起きていますので、この周辺のイコライジング処理をしてあげることで音が分離して聴きやすくなることを教えてくれています。
あくまで目安ですが、この機能もあるととても重宝します。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/14-5-1024x576.jpg)
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次はまとめと次回予告です。
まとめと次回予告
まとめ
如何だったでしょうか。
アナライザー機能をレビューするだけで1本の動画が出来てしまいました。
それだけ機能が盛り沢山なプラグインです。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/15-5-1024x576.jpg)
次回予告
次回の音楽堂では、「Pro-Q3」のダイナミックイコライザーとリニアフェイズイコライザーとしての機能をみていきたいと思います。
また次回の動画も観て頂けたら嬉しいです。
![](https://botanrecords.com/tsukishima.blog/wp-content/uploads/2022/03/16-5-1024x576.jpg)
次回のブログ記事↓
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それでは、最後までご視聴ありがとうございました。
![](https://www18.a8.net/0.gif?a8mat=3BSX1D+4M42EY+CO4+15Q22P)
この記事の動画「YouTube」へ
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3BSX1D+4S2EGQ+348+60H7L)
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