弦アースを調べる。ペンシル型LED検電ドライバー開封レビュー。【Anex/2036-L/エレキベース/ギター/コーティング弦/導通検査/兼古製作所】

ご挨拶

ツッキーツッキー

こんにちは、ツキシマです。

今回は「Anex」の「ペンシル型LED検電ドライバー」を購入しましたので開封レビューをしていきたいと思います。

この検電ドライバーを使い「導通検査」をすることでコーティング弦の「弦アース」について調べることができます。

目次です。

各部の確認、使い方、コーティング弦の導通検査、最後にまとめと次回予告です。

ツッキーツッキー

それでは開封していきたいと思います。

各部の確認

開封と内容物の確認

ツッキーツッキー

開封しました。

内容物は、「検電ドライバー本体」と「パッケージの台紙」です。

台紙の裏に使い方が記載されています。

台紙の内側には、電池の交換方法と注意事項が記載されています。

必読です。

本体各部の確認

ツッキーツッキー

本体各部を見ていきたいと思います。

刃先

先端が「刃先」となっています。

キャップが付いています。

マイナスドライバーの形をしています。

幅は2.5mmです。

メタル部

反対側に「メタル部」があります。

電池を交換するときはここを外します。

LEDランプ

横から見て透明な部分に「LEDランプ」が搭載されています。

「導通」であればこのランプが赤く光ります。

先端とメタル部を触れます。

ここで赤くランプが点灯すれば。

この検電ドライバーが正常に使えるということを示しています。

始動点検

先端とメタル部を触れます。

ここで赤くランプが点灯すれば。

この検電ドライバーが正常に使えるということを示しています。

下の画像で赤く点灯していますので問題ないですね。

ツッキーツッキー

次は使い方をみていきたいと思います。

使い方

ツッキーツッキー

この検電ドライバーの検電機能(仕様)です。

対応しているのは「交流(AC):100~240V」で、「通電チェック」「HOT・アース判定」「導通テスト」を行うことができます。

AC極性判定

コンセントの極性判定ができます。

HOT側とアース側の確認です。

コンセントの穴にテスターの先端を刺して、LEDが点灯する側が「HOT」で点灯しない方が「アース側」です。

重要な注意事項

コンセントの極性を調べる際に「検電ドライバーのメタル部分に触れると感電します」ので十分に注意して操作してください。

導通テスト

私が今回行いたいのはこの「導通テスト」です。

例えば、ケーブルなどが正常であるかどうかを調べることができます。

下の画像のケーブルは、私が自作したギター用のシールドケーブルです。

ベルデンのケーブルにノイトリックのコネクターを付けました。

ケーブルの導通テストのやり方

「導通テスト」のやり方は、一方のケーブルのコネクター部分に指で触れて、もう片側の先端にドライバーの刃先を触れさせてメタル部分を触ります。

検電ドライバーのLEDが点灯すれば正常であり、点灯しない場合はケーブルの何処かが断線していることになります。

「+」の確認

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試してみたいと思います。

ケーブル先端の「+」の部分に触れてLEDランプが点灯していますので、「+」側は正常です。

「-」の確認

「-」部分に触れてみます。

こちら側でもLEDが点灯しました。

正常なケーブルであることが分かります。

ツッキーツッキー

次はいよいよコーティング弦に、この「導通検査」をしてみたいと思います。

コーティング弦の導通検査

弦の導通検査のやり方

弦の「導通」を確認する方法は、弦の適当な位置を指で触り、同じ弦の別の場所に検電ドライバーを触れさせます。

そして検電ドライバーのメタル部分を触りLEDが点灯すれば「導通」しています。

つまり、「弦アースが取れている」ということになり「ノイズの原因はエリクサーの弦では無い」ということになります。

LEDが点灯しない場合は「導通していない」ということになり、弦のコーティングのために電気が通らないので「弦アース」が取れず、「ノイズの原因になっている可能性がある」ということになります。

ツッキーツッキー

それでは検査してみたいと思います。

コーティング弦

1から4弦を検査しました。

LEDが点きませんでした。

全ての弦で「導通」の確認が取れませんでした。

ということはやはり「弦アースが取れていない」ということになり、コーティング弦がノイズの原因という可能性が出てきました。

コーティングしてない弦

先日開封レビューした「Fender USA」のプレベはコーティングしていない普通の弦ですので「導通」するか試してみたいと思います。

1から4弦を検査しました。

すべての弦でLEDが点きました。

この場合「弦アースが取れている」ということになります。

確かにこのベースでは指弾きをしてもほとんどノイズはありませんでした。

大体予想通りの結果になったと思います。

ツッキーツッキー

次はまとめと次回予告です。

まとめと次回予告

結果と考察

ツッキーツッキー

結果をまとめていきたいと思います。

今回、この検電ドライバーを使用して、ベース用のコーティング弦は「弦アースが取れない」ことが確認できました。

ベースは4本とも巻き弦で「全ての弦がコーティングされているため」です。

ちなみに、エレキギターの場合は1,2,3弦がプレーン弦ですので、コーティングされている弦でも、そこで「弦アース」を取ることが可能です。

エリクサーのコーティング弦を張っているギターを導通検査してみました。

検電ドライバーを当ててみると、1,2,3弦全てでLEDが点灯します。

巻き弦の4,5,6弦はLEDが点かないので「導通」していません。(下の画像)

ツッキーツッキー

ベースの話に戻ります。

ピックで演奏した時にノイズが入らない理由を考えてみました。

私はピックで演奏する時は常にブリッジに右手が触れています。

ブリッジは「導通」しますので、そのためにノイズが入らないのではないかと思います。

次回以降の話

次の流れとしては、このフェンダーメキシコのベースに、ダダリオのコーティングしていない弦を張ってみて同じフレーズを弾いた場合にどうなるのかを検証していきたいと思います。

次回の音楽堂の動画では、弦を張り替えるためのアイテムとして「MUSIC NOMAD」社の「グリップカッター」という弦を切る専用のカッターを購入してみましたので、開封レビューして切れ味などをみていきたいと思います。

次回のブログ記事↓

また次回の動画も観て頂けたら嬉しいです。

ツッキーツッキー

それでは、最後までご視聴ありがとうございました。

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