ご挨拶
こんにちは、ツキシマです。
SOUNDPEATS社の完全ワイヤレスイヤホン「Capsule3 Pro+」を商品提供して頂きましたので、レビューをしていきたいと思います。
「Capsule3 Pro+」は、昨年ブログレビューした「Capsule3 Pro」の後継機種にあたる完全ワイヤレスイヤホンです。どのように機能が進化しているのかとても楽しみです。
「Capsule3 Pro」のレビュー記事↓
また「Capsule3 Pro+」は、2024年夏の「VGP 2024 SUMMER 金賞」と「VGP 2024 SUMMER コスパ大賞」を受賞したワイヤレスイヤホンです。
受賞理由は、「最先端のMEMSドライバーと大口径12mmダイナミック型ドライバーを搭載した、ノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホンに対して」ということだそうです。
購入の際には、下記の割引クーポン(2024年10月27日まで)を是非ご利用下さい。
- 対象商品:SOUNDPEATS Capsule3 Pro+
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それでは、開封して内容物の確認やイヤホンの機能を見ていきたいと思います。
開封と内容物の確認
開封
「Capsule3 Pro+」パッケージは旧モデルの「Capsule3 Pro」と比べて、だいぶ大きく厚みがあります。
シュリンクを剥がします。
箱を引き出します。
そして箱を開けると、充電ケースとイヤホンが納められています。おしゃれでとても良いパッケージだと思います。
その他の付属物は、白いパッケージに納められていました。
付属品を取り出しました。
取扱説明書は各国の言語に対応していて、もちろん日本語もあります。また取扱説明書はWebサイトからダウンロードも可能です。
内容物の確認
- イヤホン本体
- 充電ケース
-
USB-A to USB Type-C
-
イヤーピース3サイズ(S/M/L)
-
取扱説明書
-
ステッカー
次は、充電ケースとイヤホン本体をみていきたいと思います。
充電ケースとイヤホン本体の外観
充電ケース
充電ケース正面
カラーはブラックで艶消し仕上げです。質感はとても良く、金色で文字が印字されていてお洒落に感じます。
「Capsule3 Pro」の充電ケースと比較すると、新しいケースはよりマットになっている印象です。
そしてケース正面の中央部分にインジケーターが装備されていて、インジケーターの点灯・点滅や色でバッテリーの状況を確認することが出来ます。確認出来るステータスは以下の通りです。(取扱説明書にも記載されています)
ケース裏面
ケース裏面のヒンジ部分には、メーカーロゴのバッジがあります。
ケース底面
ケース底面には充電用の「USB Type-C」端子があり、端子の周りの金属パーツもピンクゴールドで装飾されています。
またこのケースはワイヤレス充電に対応していませんので、充電は有線で行う必要があります。ワイヤレス充電機能が付いた場合を考えると便利だとは思いますが、おそらく製品の価格が上がってしまうと予想されます。
そしてUSB端子の隣には、手動リセットや手動ペアリングするときに使用するボタンがあります。
充電ケースのサイズと比較
充電ケースのサイズは、「縦50.2mm x 横50.07mm x 厚み25.9mm」です。これは旧モデルの「Capsule3 Pro」と同じサイズのようです。
重さは充電ケースとイヤホンを合わせて「48g」です。
ケース付きの「Apple AirPods Pro」と比較してみると、裸の「Capsule3 Pro+」の充電ケースは同じようなサイズに見えます。
イヤホン
充電ケースとイヤホン
充電ケースのフタを開けると、以下の画像のような感じにイヤホンが入っています。
ただイヤホンを取り出したり収納するときは、相変わらずイヤーピースが外を向くスタイルです。そのためイヤホンを180度回転させて装着したりケースに収めるカタチになります。
アップルのAirPods Proのように、耳から外してそのままの向きでケースに入れられると楽だと思いました。
イヤホンの外観
イヤホンの外観です。
イヤホンの外観は、旧モデルの「Capsule3 Pro」と変わりないようです。比べてみると本体のデザインや外側のバッジ、付属するイヤーピースなど同じもののように見えます。そのため「Capsule3 Pro」から「Capsule3 Pro+」へ買い換えた場合でも、そのまま違和感なく使用出来ると思います。
イヤホンのスティック部分は約2.5cmです。
イヤーピースを外すと下画像のような形状をしています。
イヤホンの操作方法
イヤホンのセンサー部分をタップすることで、以下のような操作を行えます。
次は、イヤホンの主な特徴や新機能について見ていきたいと思います。
イヤホンの主な特徴と新機能
MEMSドライバー
今回、音質に大きく関わる「MEMSドライバー」を搭載したことが「Capsule3 Pro+」の目玉であり、進化のポイントだと私は思います。(下画像参照)
「MEMSドライバー」は音楽の高音域を担当するドライバーです。近年発表された新しい技術になり、使用されているのは「xMEMS製Cowell MEMSドライバー」というものです。
技術的には「シリコン振動板の硬さと軽さを活かして高域の再生周波数帯域を広げ、音の歪みを抑える」というものです。つまり「歪みを抑えたクリアな高音が再生可能」になります。
12mmダイナミック型ドライバー
「Capsule3 Pro+」は、12mmダイナミック型ドライバーを装備していて「高音域はMEMSドライバー」「低音域は12mmダイナミック型ドライバー」を組み合わせて音楽を再生するハイブリッド構成が採用されています。
ちなみに旧モデルのCapsule3 Proは、12mmダイナミック型ドライバーのみで高音から低音まで音楽を再生していました。
それでも充分に音は良かったです。
ノイズキャンセリング(Adaptive ANC)
「-45dB」のノイズキャンセリング機能を備えます。旧モデルの「Capsule3 Pro」は「-43dB」でしたので、わずかですが機能は向上しています。実際に使用してみた感想としても、しっかりとノイズキャンセリングされていると感じました。
ハイレゾワイヤレス対応
「Capsule3 Pro+」はハイレゾワイヤレス認証を取得していて、20Hzから40kHzの広い再生帯域をカバーします。
また「LDAC」に対応し、標準のBluetoothオーディオコーデックSBCと比べて最大約3倍の情報量を伝送可能です。
43時間の音楽再生が可能
イヤホン単体で約6.5時間、ケースと併用すると最大43時間使用できます。ただ旧モデルの「Capsule3 Pro」は充電ケースと併用で最大52時間使用できましたので、ここはスペックが下がっています。
私は、MEMSドライバーを搭載したことが原因にあると推測します。ただケース併用で最大43時間使用できますので、日常利用するのには充分なバッテリー容量だと思います。
マルチポイント
「Capsule3 Pro+」は旧モデルでは非対応だったマルチポイントに対応しました。イヤホンを活用できる場面が増えると思います。
Capsule3 Pro+の仕様
仕様項目 | データ |
---|---|
タイプ | ワイヤレス |
形式 | カナル型 |
本体操作 | タッチ |
ドライバー方式 | MEMSドライバー「Cowell」、12mmダイナミックドライバー |
再生周波数帯域 | 20Hz—40KHz |
対応コーデック | AAC、SBC、LDAC |
Bluetoothチップ | WQ7034AX |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.3 |
Bluetoothプロファイル | HSP、HFP 、A2DP、AVRCP |
最大持続時間(単体)※60%音量 | 6.5時間 |
最大持続時間(本体)※60%音量 | 43時間 |
重量 (単体) | 5g |
重量 (本体) | 48g |
サイズ (単体) | 33.57×21.53×25.61mm |
サイズ (本体) | 50.07×67.31×25.9mm |
充電時間 (単体) | 1.5時間 |
充電時間 (本体) | 2時間 |
充電コネクタ | USB Type-C |
内臓マイク | 片側3基 |
Adaptive ANC | 対応(最大-45dB低減) |
通話用(ENC)ノイズキャンセリング | 対応 |
マルチポイント | 対応 |
風ノイズ低減 | 対応 |
ゲームモード | 対応(70ms 低遅延) |
専用アプリ | 対応 |
防水性能 | IPX4 |
受賞実績 | VGP 2024 SUMMER 金賞 VGP 2024 SUMMER コスパ大賞 |
次は、付属品についてみていきたいと思います。
付属品の確認
USBケーブル
付属するケーブルは「USB-A to USB Type-C」で、長さは端子を含めて「約19cm」です。出来れば両端子とも「Type-C端子」だと良かったなと思います。
イヤーピース
「S/M/L」の3種類のイヤーピースが付属しますので、好みに合わせて付け替えて使用することが出来ます。
次は、スマホとのペアリング方法をみていきたいと思います。
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ペアリング方法
「Capsule3 Pro+」のペアリングは3ステップで完了します。
1)スマホのBluetooth設定画面を開く
2)充電ケースのフタを開けた状態で、底面にあるボタンを3秒間長押しする(インジケーターが白く点滅したらペアリングモード)
3)スマホのBluetoothのリストに「Capsule3 Pro+」が表示されたらタップする
以上でペアリングは完了します。
次は、専用アプリをみていきたいと思います。
専用アプリ(PeatsAudio)
「Capsule3 Pro+」は「PeatsAudio」という無料の新しい専用アプリが用意されていて、ダウンロードして使用することが出来ます。
アプリで設定できる機能は以下の通りです。
-
タッチセンサーカスタマイズ
-
イコライザーカスタマイズ(プリセットあり)
-
ファームウェアアップデート
-
ボリュームコントロール
-
ノイズキャンセリング設定
-
ゲームモード切り替え(遅延)
-
タッチセンサーのワンクリック操作のオンオフ
-
日本語音声通知可能
次は、数日間使用してみた感想です。
使用してみた感想
数日間、iPhoneと接続して使用しました。
高音域の再生にMEMSドライバーが採用されていることもあり、聴いた瞬間にすぐ旧モデルの「Capsule3 Pro」とだいぶ違う印象を受けました。
「Capsule3 Pro+」は高音域がクリアでハッキリと聴き取れて、高音の空気感がとても心地よいです。MEMSドライバーがしっかりと仕事をしています。
そして高音域がクリアで良く聴き取れるようになった分、12mmダイナミックドライバーを使用した中低音とのバランスがとても良くなり、音楽が全体的にとても聴きやすい印象を受けました。
また低音から高音までのバランスは、アプリを使用して好みにイコライジングすることが出来ます。ジャンル毎に用意されたプリセットを選ぶも良し、自分で細かくイコライザーを設定することも可能です。
そしてイコライザーに加えてノイズキャンセリングモードも併用すれば、気持ち良く音楽に没入できると思います。
次は、まとめです。
まとめ
「Capsule3 Pro+」はイヤホン本体で通話や音楽再生などを操作でき、アプリを使用して音質などの細かな設定も可能です。サウンドはMEMSドライバーと12mmダイナミックドライバーによるハイブリットシステムで、バランス良く音楽を楽しめると思います。
またLDACコーデックに対応しているために、ハイレゾ音源の視聴も可能です。
一万円台でMEMSドライバー搭載の完全ワイヤレスイヤホンは他になかなかありませんので、おすすめ出来るアイテムだと私は思いました。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
割引クーポン(期間限定)
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