スマホアプリとの連携も徹底解説。撮影用LEDスティックライトレビュー。【商品提供:YAOULIGHTS/360°フルカラーRGBチューブライト/LM-34】

ご挨拶

今回は、動画や写真撮影に使えるLEDスティックライトをYAOULIGHTS社より提供して頂きましたので、使い方や様々な機能をレビューしていきたいと思います。

目次は、「開封と内容物の確認、本体各部の確認と主な仕様、ライトを点灯して本体で操作してみる、スマホアプリで操作してみる、まとめ」です。

開封と内容物の確認

開封

封を開けます。

ケースに包まれたスティックライトが出てきます。

ケースを開けます。

取扱説明書もケースの中に入っていました。

全て取り出すことが出来ました。

内容物の確認

本体各部の確認と主な仕様

スティックライトの主な特徴

特徴1

このスティックライトは、10Wです。2500K(暖色)から9900K(昼白色)までの範囲で光を調節できます。(CCTモード)

特徴2

フルカラーRGBです。多くのカラーバリエーションを作り出すことが可能です。(HSIモード)

特徴3

スマホアプリが用意されています。アプリを使用してコントロールすることで、よりスムーズにスティックライトの操作が出来ます。

特徴4

24種類の光効果シーンを搭載しています。(EFFモード)

本体正面

スティックライトは、蛍光灯のように丸くカーブしています。中のLEDは見えません。

本体全体の長さは34cm、ライト部分の長さは約30cmです。直径は約3.8cmです。

本体背面

本体の背面には、電源スイッチや点灯の仕方などをコントロールすることが出来る4つのボタンと、現在のステータスを確認できるOLEDディスプレイがあります。ディスプレイはとても鮮やかで見易いです。

本体背面の上下にはマグネットが装備されています。そのため、スチールラックなどにスティックライトを貼り付けて設置することが可能です。

本体充電用のUSB-C端子です(下画像参照)。このスティックライトは5200mAhのバッテリーを内蔵しています。約3.5時間で充電が完了し、最大出力で約2時間使用することが出来ます。

本体上下

このスティックライトにはカメラスタンドに固定できるように、ネジ穴が本体上下にあります。

そして、このスティックライトにはミニ三脚が付属します。軽いプラスチック製品で脚の長さは約6.5cmのものですが、机の上に設置したりする時などは、この三脚で充分だと思います。

専用ケース

開封するときにスティックライトが入っていたものが専用ケースです。適度な厚みもあり、スティックライト付属の三脚をセットしたまま収納することが出来ます。三脚も一緒に収納できるのはポイントが高く、保管時にとても助かります。

主な仕様

ライトを点灯させて本体で操作してみる

電源とモード切り替えボタン

電源ボタンを長押しすると、スティックライトが点灯します。電源が入るとライト背面のディスプレイも点灯して、現在の「モード・色・明るさ」などが表示されます。(下画像はCCTモード)

電源マークと「M」と表記されているボタンを押すと、モードが順番に切り替わります。モードは「CCT・HSI・EFF(FX)」の3つがあります。

CCTモード

CCTモードは、色温度を変えるモードです。2500Kから9900Kまで変化させられます。「S」ボタンを押して色温度にカーソルを合わせて、「+」「-」のボタンを押すと変更できます。数値は100単位で変わります。

色温度の下は光量です。カーソルを合わせて「+」「-」のボタンを押すと、光量を変更できます。

HSIモード

HSIモードは、360°RGBモードのことです。「H」にカーソルを合わせて「+」「-」のボタンを押すと、好みのカラーを選ぶことが出来ます。

次に「S」にカーソルを合わせて「+」「-」のボタンを押すと、彩度を変更できます。

そして光量も変更することが出来ます。

EFFモード

EFFモードは、エフェクトモードです。プリセットされている24種類の光り方を選択することが出来ます。スティックライト本体のディスプレイには、選択されているプリセットの名前が表示されます。

本体のボタンを使用すると、以上のような感じの操作方法になります。

スマホアプリで操作してみる

ペアリングについて

このスティックライトには、スマホアプリが用意されています。Bluetoothで接続されます。アプリを使うことによって、本体のボタンを操作するよりも簡単にスティクライトの操作が可能です。

アプリでスティックライトを操作するには、スティックライトとアプリのチャンネルを合わせる必要があります。そのため、まずスティックライトのディスプレイを確認します。(下画像参照)

ディスプレイ上部の青い部分にとても小さいですが、よく見ると「MODE2・F・100」と表示されています。これはスティックライトの、現在のモードとグループとチャンネルを表しています。

MODE2の操作

スティックライトのチャンネルが「MODE2・F・100」なので、アプリを開いてMODE2のチャンネル100、Fの欄をオンにします。そうするとアプリでこのスティックライトを操作することが出来るようになります。

またペアリングに関して、スマホの設定などを開いた一般的な操作は不要です。アプリを立ち上げてスティックライト本体とチャンネルを合わせれば、すぐにアプリ操作が出来るようです。

チャンネルの変更

チャンネルの変更は、スティックライトの電源が入った状態で「S」ボタンを長押しして設定画面に入り行うことが出来ます。

例えばスティックライトが2本ある場合は、同時に同じ操作をしたい場合は同じチャンネル、別々に操作したい場合は、1本は「E」もう1本は「F」などにして、違うチャンネルに合わせる必要があります。

MODE1の操作

アプリのMODE1でスティックライトをコントロールするためには、チャンネルの設定画面に「S」ボタンを長押しして入り、MODE1を選択します。このスティックライトの初期設定は、「MODE2・F・100」になっているようです。

スティックライト本体のMODE1を選択したあと、アプリのMODE1のページを選び「search」をタップすると、スティックライトを認識してくれます。

そのあとの操作方法は、アプリの画面下でモード(CCTなど)を選択すること以外、MODE2とほぼ同様です。

このチャンネル操作の説明が、説明書では「ワイヤレス設置」という項目にあるのですが、少し分かり辛かったです。

CCTモード

アプリのCCTをタップすると、CCTモードを操作できる画面になります。この画面に表示されたバーをタッチすることで、簡単に色温度や明るさを操作可能です。ライト本体のディスプレイも連動して動きます。

POWERは光量です。

そしてバーの下にある5つのボタンは、予め用意されているプリセットです。ここをタップして色を選択しても良いと思います。

HSIモード

HSIをタップするとHSIモードの画面になります。スティックライトのカラーを操作することが出来ます。この画面では、本体のボタンを操作するよりも、より直感的に色を選ぶことが出来ます。

またアプリ右上にあるボタン(上画像参照)をタップすると、プリセットを選択することが可能です。ここで好みの色を選ぶことも出来ます。

EFFモード

EFFのボタンをタップするとFXモードになります。ここに24種類のプリセットが並んでいますので、タップすることで簡単に選択することが出来ます。

アプリでの操作は以上になります。

まとめ

まとめとして、このスティックライトで私が良いと思う点と気になる点を挙げてみました。

適度なサイズと重さなので設置場所に困ることがあまり無いと思いますし、撮影の邪魔にもなりにくいと思います。

充電しておけばアダプターも必要ありませんし、撮影中にケーブルが邪魔になることもありません。

やはり本体ボタンで操作するよりも、アプリで直感的にコントロールした方が楽です。

以上の3つが、現時点で良いと思う点です。次は、気になる点もいくつかありますので、挙げてみました。

5200mAhのバッテリーを搭載しているとのことですので、150分以上使えると安心できると思いました。またフル充電には、約3.5時間掛かるようです。もう少し早く充電が完了すると良いなと思いました。

本体のボタンを押しても反応しないときがあります。また電源を入れる時も結構長く電源ボタンを押し続ける必要があり、操作に違和感を感じてしまいます。

ペアリングをしてスマホで操作するために、スティックライトとアプリのチャンネルを合わせることが分かり辛かったです。ただチャンネルの仕組み理解してしまえば、設定に困ることは無いと思います。

スティックライトのカラーや明るさなどの操作は、アプリでサクサク設定できます。アプリは今後のアップデートで、より使い易くなることに期待したいと思います。

以上が、私が現時点で良かったと思う点と気になる点です。

ただ、スマホアプリを含めた使い方を理解してしまえば、総合的に見て私はとても良いスティックライトの商品だと思いました。

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