ツキシマ
こんにちは、ツキシマです。
今回は、「リファレンスのススメ」第3回目の動画とブログ記事になります。前回までは、「測定マイク」と付属の「ソフトウェア」を使用してキャリブレーションを取りました。そして今回使用するのはプラグインのみで、DAWのマスタートラックに挿すだけです。予算と手間があまりかからず、お手軽に使うことが出来ますのでお勧めです。
リファレンスのススメその1↓
リファレンスのススメその2↓
ツキシマ
まずは、「Abbey Road Studio 3」というプラグインについてみていきたいと思います。
昨年Waves社は、「Abbey Road Studio 3」というプラグインを発売しました。
プラグインの名前と画像を見れば、どんなプラグインかは想像できると思います。このプラグインを使う事で、かの有名なイギリスのロンドンにあるアビーロードスタジオの「スタジオ3」をヘッドホンの中に再現できてしまうのです。
ツキシマ
次は、実際に画面で操作しながら見ていきたいと思います。
まずこの「Abbey Road Studio 3」というプラグインをどこで使うかですが、ミックス画面のマスタートラックの最終段にこのプラグインを挿入します。
基本的にはそれだけです。
次は、操作パネルを端から見ていきたいと思います。
「STUDIO MONITORS」では、スピーカーの切り替えが出来ます。「近いスピーカー・中距離のスピーカー・遠くのスピーカー」です。音が違ってきますので、ミックス時に切り替えてモニターします。
「ROTATE STUDIO」では、頭の向きを意図的に変えることができます。
ダイヤルを動かしてみると、向きによって聴こえる音が変わってきます。
「LEVEL」では、聴こえる音の音量のレベルを調節できます。
「HEAD TRACKING」は、別売りのデバイスを設定して頭に装着する事で、頭の動きに合わせてリアルタイムで「ROTATE STUDIO」が動きます。私は持っていないのでここは使いません。センターに固定で充分だと思います。
「HEADPHONE EQ」では、ここに登録されているヘッドホンを持っている場合は「オン」にして指定します。もちろん「オフ」でも使う事が出来ますが、対応するヘッドホンを指定して「オン」に出来た方がより精度は上がると思います。「SONY MDR-CD900ST」も早く対応してほしいです。基本的には、スピーカーの切り替え以外でそんなにいじるところはないです。
ツキシマ
次は、音の比較をしてみたいと思います。
実際にこのプラグインの「有り」と「無し」で、どのように聴こえる音が違ってくるのか比較してみました。
このあと、「キック・ベース・アコースティックギター」、「ドラム・アコースティックギター」の音をプラグインの「オン」と「オフ」で比較し、スピーカーのサイズによってもにどのように聴こえる音が変化するのか検証しています。
チャプター「03:11 音の比較」にて音の違いを聴く事が出来ます。
ツキシマ
次は、「Abbey Road Studio 3」の使用感をまとめてみました。
確かにどの音源も、ミックススタジオで聴いているように聞こえます。そしてこれがどんな時に有効かというと、ミックスバランスをとる時に有効になります。
ミックスはスピーカーで行うのが基本ですが、やむなくヘッドホンを使用してミックスする場合もあります。しかしヘッドホンを使用すると、音は耳の側で鳴りますので遠近感をとることが難しいです。
また、リバーブ等のFX系の調整も難しくなります。
私が「Abbey Road Studio 3」を入手して以降ヘッドホンを使用する場合は、イコライザーやコンプレッサーでトラックの音質を整えるときはプラグイン無しで再生しますが、その後のミックスバランスを取る時は、必ず「Abbey Road Studio 3」を使用しています。その方がヘッドホンで作業した場合でも、スピーカーで作業したときのイメージに近いミックスが出来ます。
ただ、使い始めの頃は違和感をだいぶ感じました。それは、ヘッドホンをしているのにスタジオで聴いている様な感覚で音が聞こえるからです。慣れてくると問題は無いと思います。
ツキシマ
次は、さいごのまとめです。
3回に渡ってモニター環境の動画を作成しましたが、如何だったでしょうか。役に立つ情報があったならば嬉しいです。
もし、住宅事情などでヘッドホンでミックスしなければならない方には、必須のプラグインだと思います。あの「Abbey Road Studio 3」を疑似的にではありますが、ヘッドホンの中に再現出来るプラグインです。持っていて損は無いと思います。
ツキシマ
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
ご挨拶 ツキシマ こんにちは、…
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